ブロンプトンを買って後悔したこと 5選

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こんにちは!

ブロンプトンを6年間愛用し、年間3000kmを走破するポチローです。

ブロンプトンの素晴らしい点や注意すべきポイントについて、情熱を込めて皆さんにお伝えしていきます。

BROMPTON(ブロンプトン)という自転車は、そのコンパクトさや使い勝手の良さで注目を浴びていますが、一方で後悔することもあるかもしれません。

新車で20万円以上もする高級自転車ですから、慎重に選びたいですよね。

この記事では、ブロンプトンを購入して後悔するかもしれない「がっかり」や「欠点」を、5つご紹介します。

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ブロンプトンを買って後悔しそうな点5つ

後悔するかもしれない、ブロンプトンのがっかりポイントは5つあります。

他にも人によっては特別な要素がありますので、最後にその他としてもまとめました。

コンパクトだが重たい

ブロンプトンの重さは、モデルによって異なりますが、おおよそ以下のような重さです。

モデルCライン
Urban(アーバン)
2速モデル
Cライン
Explore(エクスプロアー)
6速モデル
Pライン
Urban(アーバン)
4速モデル
重さ11.26kg12.11kg9.99kg

※2速モデルと6速モデルの差は、内装ギアだけなので、内装ギアだけで850gもある。

一番ユーザが多いと思われる Cライン Explore(エクスプロアー)6速モデル が12.11kgですが、これにキャリアを付けると、13kgくらいになります。

ブロンプトンを担いで歩く人
ブロンプトンを担いで歩く人

ところで、

私のブロンプトンは6速のキャリア付きで、他にも色々と付けているので、14kg近くあります。

他に、ダホンのスピードファルコも持っていて、重量は12kgです。

ロードバイクは、デローザIDOLで、重量は8kg以下です。

この3台のうち、どれが輪行しやすいか、保管しやすいかというと、圧倒的にブロンプトンなのです。

重さは仕方がないにしても、コンパクトさによる場所の占有を考えると、この自転車に勝るものは存在しません。

ブロンプトンは置き場所に困らない
ブロンプトンは置き場所に困らない

とは言え、女性や腕力に自信の無い方は、持ち上げる時に辛いと思われるかもしれません。

輪行時の重さを克服する方法もあります。こちらの記事を参考にしてみてください。

ロードバイクに比べて長距離は不向き

ロードバイクのタイヤは約28インチ、対してブロンプトンは16インチです。

当然ですが、一回漕いだときに進む距離も、スピードも、ロードバイクの性能の方が高いです。

長距離や高速ツーリング、ヒルクライムなど、性能面では、ロードバイクの方が圧倒的にラクです。

一方で、ブロンプトンは、タイヤが小さく、スピードを出してもすぐに落ちてしまうので、ラクではありませんし、坂道はしんどいです。

ブロンプトンに限らず、小径車で「ロードバイク並みの走り」なんていうのは、期待してはいけません。

でも、長距離ツーリングができないわけではないのです。

ロードバイクだと、なんだか速く走らなくちゃいけない雰囲気になりますが、ブロンプトンなら、ゆっくり走っても、なんなら途中で止まっちゃっても、まったく自然に周りに溶け込めるのです。

疲れたら、ササっと畳んで電車に乗ってショートカットも出来ちゃいます。

自転車に乗り慣れれば、50kmくらいのサイクリングは、楽しく過ごせるようになります。

折りたたみ・変速に慣れが必要

他の自転車と違ってユニークなブロンプトンには、慣れが必要なことが2つあります。

折りたたみ/展開

折りたたみと展開方法には手順があるので、それを覚える必要があります。

慣れれば、折りたたみも展開も、10秒くらいで出来るようになります。

でも、慣れないうちは、サドルを下げる順序や、ペダルの畳み方が分からず、イラっとする人もいるかも知れません。

買ったはいいけど、ほとんど乗らないと手順を忘れてしまうので、その点が気に入らない人もいるのかも。

折りたたみと展開については、以下の記事を参考にしてください。

変速

ブロンプトンの6速モデルに限った内容です。

内装3速と、外装2速の組み合わせで6速を実現しているので、これまた慣れが必要です。

スムーズなシフトチェンジには、内装と外装の2つのシフターを駆使して変速する必要があるのです。

ほとんどの人が何も考えずに、なんとなく出来ているので、慣れなんです。

あまり乗る機会が無い人には、イラっとする事なのかもしれません。

パンク修理が面倒(特に後輪)

ブロンプトンのタイヤは、クイックリリースではないので、パンク時などのチューブ交換では、15mmのスパナやレンチが必要です。

前輪の場合は、スパナを使ってホイールを取り外してからパンク修理などを行います。ホイールを取り付ける時には、タイヤがまっすぐにハマるように位置を調整しながらネジを締めなけばなりません。意外と傾いて付けてしまったりします。

後輪の場合は更にやっかいで、泥除けやキックスタンドの有無、キャリアの付け方などで変わってきます。後輪を取り付けたあとも、6速モデルでは内装3速ギアの調整を行わなければなりません。

そんなわけで、出先でのブロンプトンのパンク修理は、できれば、タイヤを外さずにパッチを貼って直すのが良いです。タイヤを外してチューブ交換をするときは、工具と知識が必要です。でも、それってママチャリと同じです。

ポジションを決めづらい場合がある

体形によっては、乗車時のポジションが決めづらい事があります。

その場合には、ハンドルやシートポスト、サドルを交換する必要があるでしょう。

身長が180cm以上ある人は、ロングシートポストに変更すると思いますが、畳んだ時に美しくない場合もあるようです。

ポジションを決めるための試行錯誤は、ブロンプトンに限らず、市販の自転車では仕方のない事でもあります。

その他

ブロンプトンのお友達に聞いてみると、こんな声もありました。

「空気入れをする際は米式だから不便。」(イギリスの自転車なのに英式じゃなくて米式)

「一生モンと思って買ったはずなのに気付くと台数増えてる」(複数台のブロンプトンを買っている)

「ブロンプトンに興味を持ってもらっても、高価なのでお友達にオススメしづらい」

「気軽に乗れる反面、出掛けた先で盗まれない、傷つけたくないので停めることに慎重になること」

「自転車自体は不満は無いけど、ブロンプトン社はどうも日本の市場は重視してない様で、T-LINEなどの限定モデルの販売が日本は飛ばされるのが不満。」(←もう2台も持っているのに更に買うつもり?)

ブロンプトンを買って良かった点は多数

ブロンプトンユーザーの中には、ロードバイクを乗っていたけれど、ブロンプトンを買ってから、ブロンプトンにしか乗らなくなったという人がとても多いのです。

私もそのひとりです。理由は良い点が多いからです。

コンパクトだから、輪行、車載、保管に場所を取らない

折りたたんだ状態のコンパクトさは、他の自転車にはないサイズ感。

ポチローはダホンの折りたたみ自転車も持っていますが、ブロンプトンは圧倒的にコンパクトになります。

輪行でも、車載でも、かさばらない事は特に重要な要素で、このコンパクトさが無かったら、輪行の楽しさも半減以下になってしまうでしょう。

それに、自宅でも保管しておくためのスペースが小さくて済むので、まったく邪魔になりません。

折りたたみ・展開がすばやくできる

折りたたみや展開がすばやくできるのも、ブロンプトンの魅力のひとつです。

Bromptonの折りたたみと展開

さらに、折りたたんだ状態で持ち上げて運ぶのも簡単です!

他の折りたたみ自転車のように、だら~んと開いてしまうこともありませんよ。

専用バッグはとにかく便利

ブロンプトンが支持されるもうひとつの理由が、専用バッグの存在です。

専用バッグにはバッグフレームとアタッチメントが付属していて、ブロンプトンのハンドル下にある「キャリアブロック」に載せるだけで、カチッと固定されます。

取り外すときにも、キャリアブロックのレバーを引いてバッグを持ち上げるだけというお手軽さ。

バッグが自転車に固定できるので、

荷物を背負わなくていい。

背中に汗をかかない。

肩が凝らない。

というメリットがいっぱい!

それに用途に合わせて色んなバッグが販売されているので、おしゃれにコーディネートできますよ。

内装変速は意外と便利

ブロンプトンのCラインで採用されている内装変速は、信号で止まったまま変速ができたり、メンテナンスがほとんど不要なので、意外と便利です。

特に、市街地を走行する場合はストップ&ゴーが多いので、内装変速は本当に便利ですよ。

他にも良い点はたくさんあります

  • ロードバイクほどではないが、長距離も走れる
     
  • 意外とパンクしない
     
  • 折りたためば、お店に持ち込めるので盗難の心配が少ない
     
  • 坂道も意外と登れてしまう
     
  • 小さくて可愛いので、愛着が沸く
     
  • 可愛い自転車ですねと声をかけられる
     
  • ブロンプトンを通じて友達が増えた(ブロンプトンユーザーに声をかけられる)
     
  • 自分の好みにカスタマイズできた
     
  • 高級車を所有者しているという満足感が大きい
     
  • 調整や点検は永久無料だった(お店による)
     
  • 飛行機での移動も荷物として預けられる

ユーザーからはこんな声も……

「完璧な折り畳み性能、堅牢さ、思った以上によく走る」

「同好の人たちがみんなフレンドリー」

「BWCに出られる」

「通勤に使うのでガソリン代節約」

「疲れたら輪行で帰ればいい、と思えるところ」

「ママチャリ感覚で気軽に乗れるけど、ママチャリよりよく走る」

「サイクルジャージを着なくても良い、どんな格好でも良い。なんなら、スカートでも乗れる」

「折り畳んだ時に転がせるので、少しの距離なら持ち上げずに済むこと」

「折りたたみのギミックに心くすぐられます!」

「ブロンプトンというコミュニティーで趣味の世界が広がった」

「細かな仕様変更はあるものの、メインフレームのデザインは数十年かわらないので型落ち感が無いのが良いです。」

「カスタムパーツは豊富で楽しい。」

などなど、とても満足度の高い自転車であることが伺えます。

同じ価格帯の自転車と比較してみると、意外と高性能な点も見えてきました。

ブロンプトンダホンBirdy
体重制限110kg80kg80kg
私のように体重が重たくても、安心して乗れるのはブロンプトン

ブロンプトンのユーザーの声

ブロ友さんたちにお願いして、がっかりした点、良かった点について聞いてみました。

生の声なので、ぜひ参考にしてください。

空気入れをする際は米式だから不便。
空気入れをする際は米式だから不便。
通勤に使うのでガソリン代節約
通勤に使うのでガソリン代節約
完璧な折り畳み性能、堅牢さ、思った以上によく走る
完璧な折り畳み性能、堅牢さ、思った以上によく走る
疲れたら輪行で帰ればいい
疲れたら輪行で帰ればいい
ギミックに心くすぐられる
ギミックに心くすぐられる
ブロンプトンはコミュニケーションツール?
ブロンプトンはコミュニケーションツール?
型落ち感がない
型落ち感がない
友達の輪が広がる
友達の輪が広がる

結論:満足度が高い自転車

がっかりな点はいくつかあれど、買ってよかった点やユーザの声からは、とても満足度が高い自転車であると言っても過言ではないでしょう。

悩んでいる方は、ためらわずに購入してみましょう。

きっと楽しいブロンプトンライフを送ることができますよ!

ブロンプトンを購入できるお店

ブロンプトンを購入するには、正規販売店から新車で購入する方法と、中古車を買う方法があります。

ブロンプトンの中古はメルカリなどで検索すると出てきますが、この記事の執筆時点(2023年5月)では、年式が古くても新車と遜色ない値段で出品されていることから、特別な事情が無ければ、新車で購入することをおすすめします。

正規販売店

南風自転車店 
札幌市豊平区豊平4条7-3-14
Tel. 011-831-8009
秀岳荘 白石店 
札幌市白石区本通1丁目南2
Tel. 011-860-1111

※2023.5.15 調べ

対面販売が基本

ブロンプトンの正規販売店からの新車購入は対面販売が基本で、ネット通販で自宅に届くということができません。

とは言え、近くにお店があれば良いのですが、そうではないと、中々難しいところがありますよね。

ネットで購入できるワイズロード

ブロンプトンはタマ数が少ないので、どのお店でも気に入ったカラーのモデルがすぐに買えるわけではありません。

その点で、ワイズロードさんはネットで在庫を確認することができ、そのまま注文もできるので利便性が高いです。

お店も全国に展開されているので、近くの店頭で受け取ることができるのも嬉しいですね。最近では配送での受け取りも可能なようです。

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