ブロンプトンの折りたたみと展開は、慣れてしまえばお手の物ですが、慣れるまではちょっと悩んでしまう事がありますよね。
今回は、そんなブロンプトンの折りたたみと展開について詳しく解説をしたいと思います。
折りたたみと展開の動画
まずは、私がブロンプトンを購入してから、何度も見て参考になった動画を紹介します。
英語での説明ですが、とても分かりやすいですよ。
しつこいですが、何度も繰り返し見て覚えました。
動画の最後の方には、Mハンドルの前後調整やサドルの前後調整の裏技、それにサドルの高さを決める簡単な目安を紹介していますので、それも参考になります。
今回は、紹介した動画のスクリーンショットをお借りしながら、展開と折りたたみの手順を説明したいと思います。
展開の手順
まずは、ブロンプトンの左側に立ちます。(重要)
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding-1.png)
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STEP 1. ペダルを展開します。
折りたたまれたペダルを外側に倒すだけなので簡単です。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding2.png)
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STEP 2. サドルを引き上げてシートポストを伸ばします。
シートポストクランプを緩めてからシートポストを引き上げ、シートポストクランプを締めます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding3.png)
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STEP 3. ハンドルバーを引き起こします。
右手をサドルに添えて、左手でハンドルの上部を持ってハンドルバーを引き起こします。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding4-1-1024x577.png)
ハンドルバーを引き起こしたら、クランプを締めこみます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding5.png)
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STEP 4. メインフレームを展開します。
ここからが、ブロンプトンのステキなギミックの醍醐味です。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding6.png)
チェーンステイに前輪左側のフックがかかっていますので、このフックが外れるように少し持ち上げる必要があります。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding7.png)
右手はサドルに添えたまま、ハンドルバーのクランプのすぐ上あたりを左手で握り、前輪を少し持ち上げながら、左側へスライドさせます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding9.png)
車輪は進行方向に向いたまま折りたたまれているので、向きを変える必要はありません。
前輪後方が後輪と干渉するので、ハンドルは少し左に切った状態になります。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding10.png)
メインフレームのクランプを締めこみます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding12.png)
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STEP 5. 後輪を振り出します。
左手でハンドルを握り、右手でサドル後方を持ち、サドルをサッと持ち上げて、後輪を振り出します。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding13.png)
カチッという音がして、後輪がロックされたら完成です!
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/unfolding14.png)
折りたたみの手順
展開時と同様に、まずはブロンプトンの左側に立ちます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding17.png)
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STEP 1. 後輪を折りたたみます。
まずはハンドルを少し左に切ります。(重要)
そうする事で、後輪を折りたたんだ時に前輪と干渉するのを防止します。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding19.png)
ペダルを水平な位置にします。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding19-1-1024x575.png)
リア固定フックを右手で握り、ロックを解除します。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding21.png)
リア固定フックを右手で握ったまま、勢いよく持ち上げてからすぐに下ろし、後輪を前輪側に収納してお座り状態にします。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding25.png)
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STEP 2. メインフレームを折りたたみます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding26.png)
メインフレームのヒンジクランプを緩めます。
おおよそ、3~4回転くらいで緩みます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding27.png)
右手はサドルに添えて、左手でハンドルバーのクランプ上側を持ち、上に持ちあげながら、後ろ側にスライドさせます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding28.png)
後ろにスライドさせたときには、少し浮かせ気味にして、前輪左側のフックを
チェーンステイに引掛けます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding29.png)
チェーンステイには、このようにフックが掛かります。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding30.png)
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STEP 3. ハンドルバーを折りたたみます。
左手で、ハンドルバーのクランプを緩めます。3~4回転で緩みます。
しっかり緩むとハンドルバーが勢いよく倒れて、ハンドルバーキャッチに固定されます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding31.png)
勢いが足りずに、ハンドルバーキャッチに固定されない場合は、押し込んで固定します。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding33.png)
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STEP 4. シートポストを一番下まで下げます。
シートポストクランプを緩めて、シートポストを一番下まで下げます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding35.png)
シートポストクランプを締めて固定します。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding36.png)
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STEP 5. 左側のペダルを折りたたみます。
左側のペダルを上の位置まで回転させ、ペダル中央の黒い部分を下から押し上げながら、ペダルを上に持ちあげて折りたたみます。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding40.png)
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/folding41.png)
サドルの高さの目安
サドルの高さの目安は、左手でハンドルを持ち、右脇をサドルに乗せて手を伸ばし、クランクの付け根部分に中指がくる位の高さが目安になります。
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/saddle51.png)
![](https://cyclingreview.net/wp-content/uploads/2020/04/saddle50.png)
ブロンプトンを乗りこなして、自分に合うサドルの高さが決まってきたら、サドルハイトインサートを取り付けると、高さ調整の手間が省けます。
以上、「ブロンプトンの折りたたみと展開をじっくり紹介」でした。
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