DAHON(ダホン)について
DAHONは、折り畳み自転車を探している人にとってベストな選択肢です!
とてもシンプルなデザインのおかげで、数十秒で簡単に折りたたんだり展開したりできます。
20インチのホイールサイズにもかかわらず、フルサイズの自転車に非常によく似た乗り心地があります。また、速くてスポーティーな自転車ですから、価格・性能・品質ともにバランスの良い自転車です。
日本ではDAHONは2系統
ダホンの日本代理店は2つあり、それぞれ異なるモデルを販売しています。
DAHON (アキボウ)
アキボウが総代理店契約を結んだのは1994年であり、日本向けに共同開発された日本限定モデルが自転車店を中心に販売されています。
DAHON International
武田産業とシナネンサイクルとの共同開発したDAHON Internationalは、2015年から展開され、エントリーモデルも豊富で大規模店を中心に販売されています。
ざっくり言うと、こだわりのある方はアキボウ系のDAHON。廉価版を希望する方はDAHON Internationalという区分けになります。
DAHON の折りたたみ機構(テクノロジー)
DFS Technology
DAHONの折りたたみ自転車のほとんどで採用されている折りたたみ機構。
シートポストを収め、ハンドルを折りたたみ、メインフレームを半分に折りたたむという3ステップで、とにかく簡単に折りたたみができます。
DFS(Dahon Folding System)Technology
出典:https://dahon.jp
30年以上も前に発明されたこのシステムは市場に出回っている多くの折り畳み自転車に採用されており、そのシステムの完成度の高さは世界中のマーケットによって実証されています。3ステップで簡単に、さらに軽く、そしてよりコンパクトに。システムの基本はそのままに、改良を進めることによって、DAHONは折り畳み自転車というマーケットの中で現在の地位を確立することができたのです。
Lock JAW Folding Technology
Dash Altenaに採用されている折りたたみ機構。
LOCK JAW Folding Technology
出典:https://dahon.jp
新たな折り畳み機構として2007年に開発されたこのシステムは6mmのアーレンキー1本で非常に簡単に折り畳むことができます。フレームの2カ所のロックボルトをアーレンキーで180度回転することで、折り畳みの固定と解除を行うことができます。ロック時の固定力は非常に強く、レバータイプのヒンジよりもスマートで、折り畳み自転車であることを忘れさせるほどのルックスです。また、レバータイプの折り畳み自転車に危惧される、がたつきや捻れ感なく安定した走行を楽しむことができます。
DAHON(ダホン)の折りたたみ自転車の魅力と使い方を徹底解説!おすすめモデルも紹介
DAHONの折りたたみ自転車のメリット・デメリット
DAHONの折りたたみ自転車のメリットとデメリットは以下の通りです。
- 折りたたみが簡単で、数十秒でコンパクトに収納できる。
- 安物の折り畳み自転車と違い、質感も高くきちんと折りたたみができる。
- 走行時の安定性が高く、折りたたんでいるとは思えない乗り心地を実現している。
- 折りたたみ時のパッキングが非常にコンパクトで、車のトランクや公共交通機関での持ち運びが便利。
- 一般的な折りたたみ自転車よりも剛性が高く、乗り心地がよく、スポーティな走行性能を実現している。
- 折りたたんだ状態で持ち上げた時に、開いてしまうことがあります。
- 小径車の特有の欠点として、大きなホイールサイズの自転車と比べて走行時の安定性がやや低いことが挙げられます。
DAHONのおすすめモデルとその特徴
各モデルの比較
Boardwalk D7 | K3 | Speed falco | Fu-com | |
---|---|---|---|---|
重量 | 12.5kg | 7.8kg | 12.0kg | 18.5kg |
タイヤサイズ | 20inch(ETRTO 406) | 14inch | 20inch(ETRTO 451) | 20inch(ETRTO 406) |
変速 | 7速 | 3速 | 8速 | 7速 |
特徴 | エントリーモデルながら高級感あるスタイリング 「ゆるキャン△」で各務原なでしこの自転車として登場した。 | 超軽量&超コンパクト 大人気モデル | クロモリフレームの定番モデル。 「ゆるキャン△」で志摩リンの自転車として登場した。 | 最大120kmの航続距離など高い走行性能を実現したeBike |
価格 | 75,900円 | 105,600円 | 97,900円 | 220,000円 |
DAHON Bordwalk D7
DAHONのエントリーモデル。
エントリーモデルとはいえ、質感もすばらしく保有している喜びも格別。安物の折り畳み自転車とは違って乗っていて気持ちいい!
DAHON K3
超軽量・超コンパクト!
折りたためば、新幹線の棚にもすっぽり収まるサイズ。自動車にさっと載せたり、電車で旅先の足としてもバッチリ使えます。とにかく人気が高い自転車
DAHON SPEED Falco
クロモリフレームのしなやかな乗り心地と、20インチ451サイズと言う大き目なタイヤのおかげで、スピードも出ます。筆者も愛用しているロングセラーモデルです。
DAHON Fu-Com
DAHON独自の機構を開発して、最大120kmの航続距離を実現したeBike。 重量があるので輪行には不向きだが、さっと折りたためるので屋内保管できるのは嬉しい
ダホン折り畳み自転車の活用事例
私の体験談
私が最初に購入した折りたたみ自転車が「DAHON SPEED Falco」です。ノーマル状態でも十分に楽しめる自転車ですが、軽量化や自分の好みに合わせて色々とカスタムできる点も魅力です。
普段の足として
当初は普段の足として使っていました。折りたたんだ状態で自宅玄関の隅に置いておき、使う時はサッと展開して持ち出します。
乗り心地は軽やかで快適、それにスピードも十分な速度が出るのでコンビニなどのちょっとした買い物でも”楽しく”乗れるのは至福の瞬間です。
自宅に持ち込むときには毎回タイヤを拭いてから上げていましたが、次第に面倒になり、また、それほどタイヤが汚れていないのでタイヤを拭くのをやめました。置き場所にマットを敷いておいて定期的に掃除すれば済むので。
長距離ツーリング
SPEED Falcoは、通常の20インチよりも少し大きめのタイヤサイズなので、長距離ツーリングでも余裕でこなせました。脚力にもよりますが、僕の場合は100kmほどのツーリングでも快適でした。折りたたみ自転車はブロンプトンも持っていますが、そちらは16インチですので比較しても走行性能にかなりに差があります。
輪行
輪行に関しては、ロードバイクほどかさばることはありませんが、重量があるので改札からホームまでの移動では力も使います。また、電車内でも他の乗客の邪魔になるので気を使います。そして新幹線の移動では特大荷物置き場を確保しておく必要があります。DAHON K3 なら棚の上に置けるので、旅先の足としてはK3が欲しくなりました。
まとめ
ダホン(DAHON)自転車を選ぶ理由はいくつかありますが、主に以下のポイントが挙げられます
- 折りたたみ機構の信頼性:
ダホンは折りたたみ自転車のパイオニアとして知られています。その折りたたみ機構は非常に信頼性が高く、操作が簡単です。このため、通勤、通学、レジャーなど様々なシーンで気軽に利用できます。 - コンパクトな収納性:
折りたたんだ状態で非常にコンパクトになるため、自宅やオフィスでの保管が容易です。限られたスペースでも扱いやすいのが特徴です。 - モデルの豊富さ:
ダホンは軽量モデルから耐久性を重視したモデル、スポーツタイプまで幅広い製品ラインナップを持っています。利用者の用途や好みに応じた自転車を選べる選択肢の多さも魅力の一つです。 - 高品質で耐久性のある製品:
ダホンの自転車は高品質な材料、高度な製造技術で作られており、耐久性が高いため、長く愛用することができます。 - サポート:
ダホンは世界的に売れている自転車です。部品の入手や修理、カスタマイズも容易に行えます。
ダホン(DAHON)の折りたたみ自転車を購入する前に考慮すること。
- 用途の明確化:
自転車をどのような目的で使用するのかを明確にしましょう。通勤、通学、ショッピング、レジャーなど、用途によって適したモデルが異なります。たとえば、長距離を快適に走るためには、より大きなタイヤや快適な座席を備えたモデルが適しているかもしれません。 - 予算の設定:
自分の予算に合ったモデルを選ぶことが重要です。安価なモデルも魅力的ですが、耐久性や機能性を重視するならば、少し高価でも品質の高いモデルを選ぶことをお勧めします。 - タイヤのサイズ:
20インチタイヤは406と451の二種類があります。406は一般的にな20インチタイヤですが、451は一回り大きなタイヤサイズになります。また、K3は14インチです。走行性能としては大きなサイズのタイヤほど快適ですが、折りたたみ時は小さなタイヤの方がコンパクトになります。
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