ブロンプトンのヒンジのメンテナンス

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ブロンプトンのメンテナンスの大部分は、普通の自転車のメンテナンスと変わりありません。ただし、折りたたみに関係する機能は特別で、少しだけメンテナンスが必要になります。

今回は、ブロンプトンの折りたたみ機能でも、肝心なヒンジ部分のメンテナンスについての記事です。自転車の可動部品には、スムーズに潤滑させるために、清掃や注油が必要です。同じようにブロンプトンのヒンジは重要な稼働部品となっています。ブロンプトンのスムーズな折りたたみ動作や走行時の安全確保のためにも、ぜひ確認することをお勧めします。


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ヒンジピン

チェーンに注油するときと同時に、このピンに注油することをおすすめします。メインフレームのヒンジとハンドルバーのヒンジは、ヒンジの中にある鋼製のピンで接続されています。このピン部分への注油をします。

ピンで接続されいてる2つのヒンジキャスティングが接触する箇所に潤滑剤を塗布します。ヒンジを数回開閉してから余分な油を拭き取ります。

グリスなどの粘性の高いものではなく、チェーンオイルやクレ556などを使います。

定期的な注油によって、ヒンジの摩耗を遅らせることができますが、ヒンジにある程度のガタツキが出てきた場合は、ブロンプトンの販売店に持ち込んで点検を受けてください。


ヒンジプレート

ヒンジを締め付けているアルミニウムのプレートの状態を点検します。このプレートが摩耗してくると、プレートとヒンジのキャスティングの間のギャップが減少してきます。これが1mm未満になると、プレートを交換する必要があります。

赤線の間が1mm以上あること

リアヒンジ

リアヒンジの回転部分は、ナイロンでコーティングされた銅製部品で接続されています。ナイロンが摩耗してくると異音やガタツキが出始めます。その場合は、ブロンプトンの販売店で点検・交換する必要があります。

参考記事:ブロンプトンのリアヒンジから異音を消すには



以上、「ブロンプトンのヒンジのメンテナンス」でした。

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