ロードバイクの車載・サイクルキャリア選び

自転車を車載するためには、色々な方法があります。そのまま荷台に乗せる、ルーフキャリアに積むなど・・・。

自動車の種類にもよりますが、様々なメリット・デメリットを考慮して自分のスタイルに合った方法を見つけたいものです。

今回は、そんな悩ましい、ロードバイクを車載するための方法と便利なグッズを紹介します。

車内に載せる

雨天時の移動や、盗難、木や高架などへの接触による破損などが心配な場合は、やはり、車内に積載する事をお勧めします。

車内に乗せる場合は、自動車に積載スペースがあることが前提となります。

自転車に傷が付かないように、古い毛布やブルーシートなどでフレームを保護したり、カーブや急ブレーキなどで自転車が動かないように、固定しておく必要があります。

注意点としては、自転車を固定しておかないと、自転車のフレームに傷がついたり、車の中が汚れてしまったりします。

私の場合は、自家用車がステーションワゴンなので、ミノウラの車載ベースを利用して自転車を固定しています。

MINOURA VERGO シリーズを組み合わせて利用すると、以下のようにスッキリとひとまとめにすることができます。(写真は1台用)

出展:http://www.minoura.jp/


MINOURA VERGO

自転車の前輪を外して車載するときに利用します。
フロントフォークを固定して、車載します。

1台用~3台用がラインナップされています。


MINOURA リアエンドサポート

車載スペースの都合で自転車の後輪を外して搭載する際に、チェーンリングによる油の付着や、ギア歯・リアディレーラ等が床に接触しないよう、自転車のリアエンドに装着して後方を持上げるスタンドです。
前輪側をVERGO-TFに装着、後輪側をリアエンドサポート4に装着します。
ハブ軸の固定位置は床面から235~290mmの間で12段階に高さ調整が可能。
9mmクイックレリーズと12mmスルーアクスルに対応。
プーリーにチェーンをかけることで、たるみを防止します。

出展:http://www.minoura.jp/japan/transport/vergo-option/rearendsupport4.html


MINOURA VERGO ホイールサポート

VERGO-TFに搭載する自転車から取り外したホイールを保持しておくためのアームです。
アームの先端部と上部の貫通穴に、前後輪のホイール2本を装着することができます。
※9mm(ノーマルハブ)専用

出展:http://www.minoura.jp/japan/transport/vergo-option/vergo-tf-wheelsupport.html

これらのパーツを利用して車載するには、

前後輪を外して、サドルを抜き取り、フロントフォークを車載ベースに固定します。

リアはリアエンドサポートを使って自転車を自立させます。

取り外した前後輪は、ホイールサポートに固定します。

荷締ベルトを使って車内に固定します。



自動車のルーフに載せる

複数人で移動する場合や、車内に積載スペースが無い場合におすすめなのが、ルーフに積載する方法です。

また、見た目もカッコ良いです。

なお、アタッチメントによっては対応していない自転車もありますので、購入時には対応可能かどうかをきちんと調べるようにしましょう。


INNO タイヤホールド2 INA389

おすすめなのが、カーメイトのタイヤホールド2 INA389です。

前後のバーで自転車のタイヤを挟み込んで固定するため、自転車のフレームに干渉しません。

フレームタイプに関わらず、様々な種類の自転車の積載が可能です。

そして、かなりしっかり自転車を固定することができます。

フレームを一切掴まない新機構固定。カーボンフレームや異型フレーム、ディープリムに至るまで積載可能。新MTBサイズ27.5(650B)にも対応。
適応タイヤ:20-29インチ, 幅:18C-2.7インチ
この製品は、INNOベーシックバー以外に、角型・翼型などの自動車メーカー純正キャリアにも取付可能です。

出展:https://www.innoracks.com/jp/products/cycle/cycle_roof.html


THULE TH599

スーリーからも同じようなアタッチメントが販売されています。

こちらは後輪をベルトで固定するタイプです。


ルーフに積載する場合の共通の注意事項

  • アタッチメントをベースに確実に取り付けておくこと。
  • 横風などの強風時には運転に注意が必要です。
  • 転車を含めた車高を考慮して、障害物に自転車をぶつけてしまわないようにすること。
  • 風強時の自転車の積み下ろしで風に煽られて自転車を落としてしまったり、怪我をしないように注意しましょう。
  • 自転車を積んだまま自動車から離れる場合は、自転車の盗難やいたずらを受けないように対策しましょう。



自動車のリアに載せる

車内に自転車を積むスペースが無く、また、車高や風からの抵抗をあまり気にせずに自転車を運ぶには手軽な方法です。

背の高い自動車の場合にもおすすめです。

デメリットとしては、自転車のフレーム形状によっては取り付け出来ない場合があることと、自転車を積んだまま、トランクやリアハッチが開けられなくなってしまう事です。

安価で手軽に導入できるサイクルキャリアです。

使わない時にはコンパクトに折りたたみができるので、場所をとりません。

トップチューブとシートチューブで固定するのですが、自転車の形状によっては積載できる台数が少なくなったり、積載できない場合も考えられます。

着脱に時間がかかることと、金具付きのベルトで自動車に固定しますので、自動車の塗装への影響が気になる方にはおすすめできないかも。


スーリーからは、トウバーに固定するサイクルキャリが販売されています。

トウバー付きの自動車の場合は、このタイプのキャリアを検討されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

自転車を運ぶには、大きく分けて車内・車外の2通りがありました。

それぞれのメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。

車内のメリットは、

  • 走行中の自転車の汚れ、破損のリスクが低い。
  • 休憩などで自動車から離れる時の盗難やいたずら被害のリスクが低い。
  • 自動車の走行性能や風の影響を受けない。
  • やり方次第では、お金がかからない。

車内のデメリット

  • 分解が必要な場合は、積み下ろしに時間がかかる。
  • 車内スペースによっては積載台数が限られる。
  • 車内が汚れる可能性がある。

車外のメリットは、

  • 車の形状や車内スペースに関わらず積載できる。
  • 自転車を分解せずに積載できる。
  • カッコイイ

車外のデメリット

  • 走行中に受ける自転車の汚れや破損、落下のリスクがある。
  • 休憩などで自動車から離れる時の盗難やいたずら被害のリスクがある。
  • 自動車の走行性能や風の影響を受けやすい。
  • キャリアやアタッチメントが高価。

おすすめの方法としては、やはり車内に積載する方が一番です。
しかし、複数人で出かける場合や、状況によっては車外に積むという選択も必要になってきます。

主に一人で移動する場合は、車内に積載するようにしておいて、複数人で移動する場合用に、車外に積載するキャリアを準備しておくというのが、現実的な解ではないでしょうか。



以上、「ロードバイクの車載・サイクルキャリア選び」でした。