MTBをバラバラに分解してレストアをしました。
フレームも再塗装をしています。
レストア対象は、1991年に買ったMTBです。
あの、映画ETでエリオット君がETをかごに乗せて空を飛んだ自転車のメーカー・クワハラ製のSHASTAです。
冒頭の写真はレストア前のもので、遠目には綺麗に見えますが、この後の写真を見てびっくりというぐらいボロボロです。
※この記事は、2017年2月14日の記事を再編集したものです。
外に置きっぱなしだったMTB
1991年にはMTBがブームになっていて、友人に誘われて無理やり買わされたものの、山に行ったのは2回だけ。
あとは使わずに実家の自転車小屋に置きっぱなしになっていました。
一度もまともな整備をしていなかったんですが、一昨年前にタイヤとフロントブレーキ、シフターを交換して、昨年はホイール・パブのグリス交換をしました。
一昨年前くらいから、ロードバイクやミニベロ自転車に乗るようになって、久びさにMTBにも乗ったところ、あちこちぎこちない動きになっていました。
そして、よく見れば下の写真のとおり酷い状態になっています。
悲惨な状態です
ディレーラーはオイルが固まり、きちんとシフトしないし、ボトムブラケットは指で回そうとしても、固着していてゴリゴリという手応えでなかなか動かない。
フレームも錆びだらけで塗装が所々剥げている。ワイヤー類は全部さびさびだし、ネジもとことどころ錆びている。
レストアしてみよう
特に思い入れがあるわけでもないけど、せっかくここまで生き延びてきたバイクなので、自分でできるところまでは綺麗にしてやろうと思い立ちました。
まずは、分解できるところまでバラバラにして、使える部品は磨いたり清掃して、使えない部品は財布と相談して交換するつもりで、時間をかけてやればいいやと、ぼちぼちと分解し始めました。
ボトムブラケットに苦戦
ドライバーとアーレンキーがあれば、ほとんどの部品は取り外すことができたのですが、ボトムブラケットだけは専用工具が無いと外れそうもない雰囲気を醸し出しています。
自分では太刀打ちできそうもないので、近所のイオンバイクへ持ち込んでみましたが、店員の彼も外すことができませんでした。
相当に強力に固着しているんだろう。
ちょっとモチベーションが下がってしまったのですが、せっかく此処までやったので何とかしたいですね。
そこで、ふと反対側(右側)を見ると、専用工具ではなく普通のレンチで何とかなりそうな形状。
ちから任せにオリャー!っと回してやったら、外れました!!
そして、反対側のも手で回りました。(^^♪
出てきた内容物はこちらです。↓
オエーッっと言いたくなりそうなゴテゴテの状態。
そりゃそうだ。
二十数年間ノーメンテだもの。
これですべてのパーツが取り外され、ようやく清掃の準備が整いました。
つづきはこちらの記事です。
MTBのレストア(2)
以上、「MTBのレストア(1)」でした。
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