通学用自転車のチューブ交換は、ロードバイクなどのスポーツ自転車と違って、車輪を外す作業がとても大変ですよね。
パンク修理なら、車輪を外さずにパッチを貼るだけなので20分もあれば自分で出来ますが、傷んでしまったチューブの交換となると、車輪を外す必要があるので、作業の難易度が高くなってしまいます。
でも、車輪を外さずに交換できるチューブがあるんですよ!
普通のチューブよりも高価ではありますが、後輪を外す作業の面倒くささや、自転車店へ持ち込む手間や時間、交換費用を考えると、コスパの良いチューブです。
自転車のチューブ交換時期
自転車のチューブ交換は、何も問題がなければタイヤ交換と同時に行っている方がほとんどだと思いますが、走行距離が3,000㎞以上、または、使用期間が2年程度を目安に交換することが推奨されています。
パンクが頻繁におきるようであれば、ゴムの経年劣化や、チューブが傷んでしまっているので、チューブを交換しましょう。
特に、パンクしたまま自転車に乗ってしまうと、チューブを痛めてしまうので、パンクしたまま乗ってしまったら、必ずチューブ交換が必要になります。
シンコー・I-Tube(アイチューブ)は、車輪を外さずに自転車のチューブ交換ができます。
子供の通学用自転車にはパンク予防のシーラントを注入してあって、よっぽどのパンクじゃなければ大丈夫かと思っていましたが、見事にパンクをしてしまいました。
いつもならパッチを貼って直すのですが、パンクしたまま乗ってしまったらしく、ゴムがダメになってしまっているので チューブ交換をしなければなりません。
そこで、後輪を外さずにチューブ交換できる I-TUBE という商品が販売されていることを知り、使ってみました。

普通のチューブはドーナツ型ですが、このチューブは一本の棒状になっていて棒の先が真っ平らにカットされています。普通のチューブがO型なら、こちらはまさしくアルファベットの I 型です。

パンク修理
それでは i-tube を使ったパンク修理の手順を解説します。
- エアバルブのネジを緩め 虫ゴムを含めて全部取り外し、残っている空気を全て抜いてしまいます。
- バルブの根元にあるネジもチューブを取り出せるように取り除いておきます。
- タイヤレバー 使ってバルブの反対側からタイヤレバーでタイヤを外していきます。
- タイヤを外し終わったらチューブを取り出します。そして、今回は入っていたチューブをハサミでカットして取り除きます。
- タイヤの内側を触ったり目で見たりして、パンクの原因となった釘や鋭利なものが残っていないかチェックします。
- このとき、刺さっているもので手に怪我をしないように気をつけてください。
- いよいよI-TUBEをタイヤに挿入します。
- まずはバルブからタイヤに装着するのですが、この時にバルブからチューブの長い方が進行方向を向くように装着していきます。(重要)


- チューブを装填し終わると最後にI-TUBEの端と端の所がぴったりと重なるように なってることを確認します。
- ぴったりと重なっていないと良くありません。
- タイヤをリムにはめ込んで行きます。
- この時もバルブとは反対側からリムに入れるようにしてください。
- タイヤを全てリムにはめ終えたら、空気を入れるバルブを一旦タイヤの中に凹ますようにして、チューブがリムとタイヤの間に挟まらないようにします。
- 噛みパンク防止のため。
- 虫ゴムをはめ バルブをきちんと取り付け、少しだけ空気を入れて タイヤとチューブが馴染んでいることを確認して最終的に空気を入れて完成です。
作業してみて分かったのですが、これはかなり便利です。
車輪を外さずに交換できるので、10分足らずで交換できました!!
おすすめです!
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出先での急なパンク修理に!
マルニ(Maruni)の自転車用瞬間パンク修理剤は、タイヤ1本用の注入式修理剤で、直径1mmまでのキズ穴を瞬時に修理可能です。この修理剤は閉塞材とLPGガスを同時注入し、キズ穴をふさぐため、注入から約10秒後には走行が可能です。
英式バルブに対応しているので、普通の自転車での移動中にパンクしてしまった時に、この修理剤があればすぐに修理することができます。小さくて携帯性もあるので安心です。ぜひ、こちらのパンク修理剤をお試しください!
以上、「通学チャリの車輪を外さずに簡単チューブ交換!!」でした。
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