ブロンプトンのリアから異音
ブロンプトンを新車で買ってから一年くらい乗ったところで、道路にある段差に差し掛かると、ギュギュっと異音がするようになってきました。
雨の日に乗ったりはしていないのですが、この一年間で 2000 km 以上は乗っていたので、どこか傷んできたのかと心配になりました。
まず疑ったのは、サドルからの異音です。ブルックスの革サドルを使っているので、定番のギシギシ音かと思いましたが、段差でサドルからお尻を浮かした状態でも、 ギュギュっと異音がしていましたので、サドルではありませんでした。
※ブルックスのサドルからの異音についてはこちらの記事で紹介しています。
「ブロンプトンのブルックス(BROOKS)のサドルからギシギシ音がするときの対処法」
ブロンプトンを停めた状態で、メインフレームを下に押してみると、どうやらサスペンションのゴム部分から ギュギュっと音がなっているようです。
こうなると、ブロンプトン定番のサスペンショングリスアップをすると良さそうです。
ブロンプトンのサスペンションのグリスアップ手順
ブロンプトンのサスペンションのグリスアップはとても簡単です。
まず、ブロンプトンを展開して下の写真のようにサスペンションが固定された状態にします。この時、作業しやすいようにメンテナンススタンドに後輪を固定しておきます。
この状態で作業すると、リア固定フックでサスペンションが固定されているので、ボルトを緩める時にサスペンションが一緒に回ってしまうのを防ぐことができます。
サスペンションの後方にある 10 mm のボルトをレンチで緩めて取り外します。ボルトと一緒に黒いパッキンがあるので、無くさないように取り外しましょう。
ボルトとパッキンを取り外してから、リアフレームを少し折ってやると、サスペンションが外れます。
サスペンションを取り外して、真ん中にあるシャフトを引き抜きます。
シャフトと反対側には白いパッキン(向きがあります)がありますので、こちらも無くさないようにしましょう。
シャフトの汚れを綺麗に拭き取ってから、グリスをまんべんなく塗ります。
私はデュラエースグリスを使っています。
グリスを塗り終えたら、元のように取り付けます。
この時に注意する事は、シャフトの切り欠き部分に、リア固定フックが引っかかるように、切り欠きが下になるように取り付ける事です。※下写真の赤丸箇所
最後に絞めつけるボルトは、ナイロンのロック付きですから無理に締め付けないようにします。
ブロンプトンを長く良い状態で使うためにも、日常メンテナンスもしっかりやりましょうね!
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