こんにちは、「キャリアなしのブロンプトン”S6L”」ユーザーのポチローです。
どうして「キャリアなし」を強調しているかというと、今回の記事の重要なキーワードだからです。(#^.^#)
さて皆さん、ブロンプトンの輪行で駅構内を重たい自転車を担いで移動するのは辛いですよね。
ブロンプトンは鉄製なので重さが12キロもあって、担ぐと肩にひもが食い込むし、とにかく重たい!!
ブロンプトンのほかに荷物の入ったバッグも担がなければならないので大変!!
そこで、ブロンプトンについている”コロコロ”が改札内で使うのはNGとなってしまった今は、「ころがーる」という輪行袋を使うと、楽に移動ができます。
ところが、「ころがーる」はキャリアの無いタイプのブロンプトンでは使うことができません。
ショップでもキャリアのないブロンプトンオーナーには、「ころがーる」を、おすすめしていないようです。
理由は、キャリアが無いと「ころがーる」の底面がつぶれて自立できないからです。
でもでも! 「ころがーる」で輪行したい!!
ですよね。
この記事では、キャリアの無いタイプのブロンプトンでも、快適に「ころがーる」を使える技を紹介します。
そのままでは自立しない
キャリア無しのブロンプトン”S6L”を「ころがーる」に乗せてみました。
載せた瞬間、見事にブロンプトンは横に倒れてしまいます。
(下の写真)
「ころがーる」の底面(ブロンプトンを載せる場所)は半分に折りまげて収納するようになっています。
広げてブロンプトンを載せたときに、キャリアがあるブロンプトンは折れ目をキャリアで補強できるので、底面を平らな状態でキープできます。
キャリアが無いブロンプトンの場合は、底面を平らな状態にキープできないため、底面が変形して倒れてしまうのです。
「ころがーる」で自立させる簡単な工夫
キャリアが無いプロンプトの場合は、前述の折れ曲がる部分に何か補強してやればうまくいきそうな気がします。
まずは、軽さと薄さ、強度がちょうど良さそうな、ホームセンターで売っていたアルミと樹脂の複合板を適当な大きさにカットしたもので試してみました。
※アルミ板は次第に変形してくるので、長期にわたる耐久性は低そうです。
そのため、現在は厚さ5mmのシナベニヤ板に変更しました。
20cm×25cmの大きさにカットしました。
角はニッパーで丸くしておきます。
板の加工としては、以上になります。
カットした板を、「ころがーる」底面の折れ曲がる部分に当たるようにセットします。
その上にブロンプトンを載せます。
ブロンプトンを「ころがーる」に乗せた時に、前輪と後輪の泥除け部が板に当たるように置きます。
この時は『ころがーる』は少し折れ曲がっています。
『ころがーる』底面の横から出ている黒いベルトでブロンプトンを締め上げると、『ころがーる』の折れ曲り部分が板に沿ってピッタリと立ち上がります。
期待通りに底面の折れ目が「まっすぐ」になりました。
『ころがーる』のジッパーを閉めて、完成です。
しっかりと自立して安定しています。
そのまま転がすと、安定したまま移動できました。
何度か試してみましたが今のところ、自転車が倒れてしまうようなトラブルは発生ていません。
Sバッグを取り付けても安定しています。
※この記事で紹介した使用方法は、メーカーの推奨利用方法ではありません。
「ころがーる」の収納
『ころがーる』の収納時は、板を真ん中に挟み込んで閉じれば難なく収納することができます。
まとめ
いかがでしたか?
メーカーやショップはキャリアなしのブロンプトンには非推奨の「ころがーる」ですが、ベニヤ板一枚でなんとかなるものですね!!
「ころがーる」が使えると、輪行の快適性がぐん!とアップしますよ!
自転車での走行中も、サドルにしっかりと固定しておけば左右に振られる事もほとんどありません。
この機会に「ころがーる」を導入してみてはどうでしょうか。
※この記事で紹介した使用方法は、メーカーの推奨利用方法ではありません。
以上、「ブロンプトンの輪行袋『ころがーる』を、キャリアなしのブロンプトンでも快適に使う技」でした。
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