こんにちは、今回はブロンプトンで神戸から名古屋までを一日で走破した体験をレポートします。
以前からやりたいと思っていた所、六甲山縦走(登山)のお誘いを受けたので、帰りにやってやろうと、ブロンプトンを持参して電車で神戸まで行きました。
そして、2日間の六甲山縦走の予定が最終日に雨で中止となったため、体力は温存したまま当日を迎えましたので、なんとか名古屋まで走り切れました。
長距離走行に必要な準備やポイントもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
神戸から名古屋までブロンプトンで一日走破するための準備
ブロンプトンで長距離を走るためには、事前の準備が大切です。
体力はもとより、自転車の整備、適切な装備やアイテムを準備することも重要です。
さらに、今回は登山道具一式を持ち帰らなければならないので、時間をかけて準備しました。
先人の知恵をお借りして、サドル後方にザックを立てかけて固定できるように、木の棒を取り付けました。
この棒にザックのショルダーを引っ掛けて、固定します。
ザックの下をロープでリアキャリアに固定。
坂道で立ち漕ぎしても安定していました。
作り方はシンプル
ミノウラのシートポストクランプと木の棒を組み合わせただけです。(^^♪
ルート
神戸から名古屋までのルートは、ガーミンコネクトを使って事前に edge explore2 に入れておきました。
神戸からスタートして、芦屋、尼崎、大阪、四條畷、木津川、伊賀、亀山、鈴鹿、四日市、桑名、弥冨、名古屋という感じです。
木津川から伊賀までの間は補給ができる場所は無さそうだったので、事前に補給食とドリンクをバッグに入れておきます。
夜明け前に三ノ宮のホテル前からスタート
神戸の道路は”おそがい”。車がギリギリ横を通って抜かしていくので、何だか怖かった。大阪に入ると、名古屋圏と同じように、大きく間をあけて抜かしてくれるようになったので、良かった。
大阪では、ナビが変な方向を指示するので、少し迷ったけど、なんとか復帰。
今回のルートで一回目の登り、清滝生駒線の坂道があります。こちらは途中でトイレに行きたくなって、いったん上った坂を下って、公衆トイレを探し(バス停横にあった)また登るという二度も楽しんでしまいました。
伊賀までの道のりは、車道が狭いのにトラックが多いので、なかなか度胸が必要でした。
でも、最近のトラックドライバーさんは、無理な追い越しはせず、安全に抜かしてくれるので、恐怖を感じることなく通行出来て、ありがたかったです。
伊賀市の看板が見えたら、なんとなくホッとしました。
伊賀を少し過ぎたところで、ガス欠っぽい感じになったので、路肩で休憩しました。
コンビニで調達しておいた「おにぎり」で復活!やはり定期的に休憩を入れるのは大切ですね。
伊賀を過ぎて柘植までは緩やかな登りが続きますが、柘植を過ぎるとあとは関宿のむこうまで下り坂です。この区間がいちばん楽でした。
亀山の看板が見えたら、嬉しくて泣けてきた。
関宿まで来ると、もう名古屋まで目と鼻の先!
”びっくりや”で焼肉でも食べようかと思ったけれど、先を急ぎます。
関宿から亀山まで下れば、あとは鈴鹿と四日市、桑名と国道一号線を走っていけば自宅に着きます。
亀山から名古屋までは関西本線を使って輪行しても良いくらいです。
まじめに最後まで走って、全行程で185キロ(ガーミンGPSで計測)、11時間弱で走り切れました。
やったね!楽しかった!
ブロンプトンでの長距離走行に必要な装備とアイテム
ブロンプトンでの長距離走行には、適切な装備やアイテムが必要です。
快適な乗り心地を保つためのサドルやグリップ、安全性を高めるためのヘルメットやライト、そして、タイヤのパンク修理キットや予備チューブなども必要です。
特に、バーハンドルの場合は、グリップが合っていないと、足よりも先に手が疲れてしまいます。私は手のひらにフィットするエルゴタイプのグリップを使っています。
サドルはブルックスのB17を愛用していますが、このサドルにしてからは、パッドなしでも長距離でお尻が痛くなりません。
あとは、足つり防止のためにも、水だけではなくスポーツドリンクや、マグネシウムの入ったジェルを準備しています。
これらのアイテムを用意しておくことで、安心して長距離を走ることができます。
食事や休憩の計画
長時間の走行中には、適切な食事や休憩を取ることが大切です。
補給のためのコンビニや道の駅、自動販売機の有無、場所を事前に調べて、食事や休憩場所を計画しておくことが大切です。エネルギー不足になって動けなくなると困りますからね。
ブロンプトンのフロントバッグには荷物がたくさん入りますから、お菓子やジェルなど満載して走っても楽しいかも!
適宜、休憩場所で水分補給をしたり、軽食を食べたりして、疲れを取りながら走ると最後まで頑張れます。
自分の目安としての休憩タイミングを把握しておくと良いです。
私の場合は20~25キロごとに休憩をとるようにしています。
まとめ
ブロンプトンに乗り始めてから、「ちょっと疲れたら輪行して帰る」というのが楽しくて、自宅から鉄道沿線を疲れるまで走って、疲れたら帰るというのを繰り返していました。
気づいたら、自宅から100km地点で物足りず、どんどん距離が伸びて行ってしまったのです。w
神戸~名古屋まで意外と走れちゃったので、こんどは何処に走りに行こうか画策中です。
最後に、長距離ライドでは、無理をしないことが一番重要だとおもいます。
私は、ブロンプトンの場合は輪行しやすいので、”疲れたら電車に乗って帰る”のが楽しいと思えば、輪行も長距離ライドの工程に含めて良いルールにしています。
他にもブロンプトン関連の記事を書いています。ぜひ読んでみてください。
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