ロードバイクにスタンドを取り付ける人はまず居ないと思います。
ロードバイクでツーリング中に、愛車を写真撮影するときには、壁などに立てかけたり、下の写真のようにハンドルを引掛けて撮影するしか無いですよね。
でも、何にもない海岸沿いや、草原など、立てかける場所が全くない場所では、撮影ができません。
壁がないのに立っている写真
何もない海岸沿いの道路で自立している写真がこちらです。
壁や手すりが無いのに、立っています。
草原でも撮影してみました。
こちらの写真も壁や手すりなどの立てかける場所はありません。
でも、立っています。
横から撮影すると、こんな感じです。
いかがでしょうか。
薄々気づかれているとは思いますが、、、
例のアレ。
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ローディーなら、いつも身に着けているアレです。
立たせる方法
それでは、スタンドの無いロードバイクを立たたせておく方法のタネ明かしをします。
もう、お気づきのとおり。
ヘルメットを使います。
上の写真のように、ヘルメットを地面に置き、左側のペダルをヘルメットに当てがって固定しています。
ローディーさんなら必ずヘルメットを身に着けていますよね。
撮影するときは、自転車から降りているので、ぜひヘルメットを脱いで撮影してください。
そして、次の条件が揃えば自転車は立った状態で動かなくなります。
平らな場所で自転車が止まっている。
ペダルとヘルメットの位置関係が絶妙。
自転車の重心が、ほんのわずか左に傾いている。
それでは条件を詳しく紹介します。
1. 平らな場所で自転車が止まっている。
斜面では自転車が動いて行ってしまうので、スタンドがあっても立たせておくことはできません。
どうしても斜面で撮影したいときは、ゴムやベルクロでブレーキをかけて置くという手もあります。
2. ペダルとヘルメットの位置関係が絶妙。
左側のクランクが4時半ごろの位置になるようにしてヘルメットを当てがいます。
3. 自転車の重心が、ほんのわずか左に傾いている。
自転車を左側から見ると、左ペダルを漕ぐときは、反時計回りでよね。
反時計回りにペダルを動かすと、タイヤを回そうとするので、抵抗がかかります。
これで自立する理由は...
ヘルメットとクランクがこの位置関係にあるとき、わずかに自転車が左へ傾こうとすると、ヘルメットはクランクに対して反時計回りに押そうとします。
でも、自転車は止まっているので、走り出すには結構な力がいるわけです。
その左側への傾き加減を調整してやって、自転車が左へ倒れようとする力と、クランクを回そうとする力が、丁度バランスよくなった時に、自転車は自立します。
不安定そうに思えますが、これがナカナカ安定感があって素晴らしい!
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でも、風が強い日はやめておきましょう!
自己責任でやってみてね!
他にもロードバイクに関する情報を発信しています。ぜひ読んでみてください。
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