ブロンプトンに乗って1年くらいすると、異音に悩まされるようになりました。
どこから音がしているのかを自分で見つけて対策をするのには、経験も少なくて、当てずっぽうに注油をしてみたりと、いい加減な対応をしていたものです。
ブロンプトンの場合は、基本的には対面販売でお買いになっていると思いますので、気になった時には、買ったお店でプロに見てもらうのが一番です。
でも、お店が遠いとか、行く時間が無い、など、自分で何とかしたい場面もありますよね。
今回は、場所の特定が難しい異音について、自分でもできる異音のする場所の特定の方法と対策についてをまとめてみました。
ほとんどが注油で解消しますので、難しい作業は行わなくても、異音の発生場所さえ分かれば、意外と簡単に解消できますよ。
チェーンのガラガラ音
チェーンの清掃や注油をいつしたか覚えていますか?
チェーンを回したときに、ガラガラと音がしているようだと、すでに油切れの状態です。
油切れの状態では、ペダリングの抵抗も増しますし、ガラガラと耳障りな音がします。
そんな時には、チェーンをじっくりと見てみてください。チェーンが黒くなっていたり、砂ぼこりや汚れがあれば、チェーン清掃をしましょう。
道具を使ってしっかりと清掃するに越したことはありませんが、せめてチェーンに油をさしてあげてください。
参考記事:
「意外と簡単!チェーン清掃と注油で、自転車の快適性がアップします」
ブルックスサドルからの異音
ブルックスの革サドルを使っていると、時間とともに革が伸びてきて、ペダルを回すたびにサドルからギシギシと音がするようになります。
自転車から降りて、サドルの中央を手で押さえてみて、サドルから音がするようであれば、サドルのテンションを調節することで解消する場合があります。
調整方法は以下の記事を参考にしてください。
参考記事:
「ブロンプトンのブルックス(BROOKS)のサドルからギシギシ音がするときの対処法」
サスペンションブロックからの異音
気になる異音として、一番多いのがこのサスペンションブロックからの異音ではないでしょうか。
これは乗車した状態で進んでいるときに、サドルからお尻を上げて、ペダルを止めた状態で、ちょっとした段差を越えてみて、ギュッと音がする場合は、サスペンションブロックからの異音です。
他にも、停車した状態でサドルの後方を手で押してみても分かります。
この場合は、サスペンションブロックを取り外してグリスアップしてあげましょう。グリスアップについては、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:
「ブロンプトンのサスペンションから異音がするのでグリスアップしてみた。」
リアヒンジからの異音
これは調べるのが、ちょっと厄介な異音です。
ブロンプトンのブレーキをかけた状態で、ペダルを踏みこんでみて、ギュッと音がする場合は、恐らくリアヒンジ部分からの異音です。
ヒンジ部分はブロンプトンにとっては重要な箇所ですので、できれば購入したお店で確認してもらってください。
リアヒンジからの異音は、ヒンジに注油すると音が解消する場合があります。
グリスを塗ると砂などが付着しやすくなり、返ってダメージを与える事になるので、クレ556などのサラッとした潤滑剤を使用しましょう。
参考記事:
「ブロンプトン(BROMPTON):リアヒンジからの異音」
泥除けステーとタイヤの接触による異音
走行中に、定期的に擦れる音がする場合や、ブレーキが掛かっているような抵抗がある場合には、泥除けや、泥除けステーがタイヤと接触している可能性があります。
ブロンプトンの泥除けステーは、割と頑丈な作りになっていますが、使っていくうちに少しずつ変形していってしまうものです。
自転車のタイヤ浮かせて、手で回してみて、擦れる音がしたり、すぐにタイヤが止まってしまうようであれば、泥除けとタイヤが干渉していると思われます。
干渉している箇所を見つけて、泥除けがタイヤに干渉しない方向に手でグイっと修正してあげましょう。難しい場合は購入したお店で見てもらってください。
以上、「ブロンプトン(BROMPTON) 異音対策のまとめ」でした。
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