Insta360 によると、 Insta360アプリとGarmin デバイスとの統合が2023/12/11に発表されました。
この統合によって、Insta360 製品のすべての映像に、Garmin デバイスのアクティビティデータを埋め込むことができるようになりました。
さっそく、手持ちのInsta360 X2で撮影した映像に、ガーミンforrunner955で記録したデータを重ねてみました。
撮影とデータの記録
今回使用した機材とアプリは以下のとおり
- Insta360 X2
- Garmin Edge Explore 2
- iPad
- Insta360アプリ
- Garmin Connect
Garmin Edge Explore 2でサイクリングのアクティビティを記録しておきました。
それと同時に、Insta360 X2で取りたい場所で撮影を行いました。
Garmin Edge Explore 2で記録したアクティビティは、Garmin Connectと同期しておきます。
Insta360アプリの操作
Insta360アプリでガーミンのデータを表示するのは、めちゃくちゃ簡単です。
映像内にデータを表示する手順
ここで、Garmin Connectをタップします。
はじめてタップしたときだけ、Garmin Connectのログイン画面が表示されます。て同期できるように許可をする必要があります。
GARMIN CONNECTのユーザーIDとパスワードを使ってログインします。
データ共有の承諾画面が表示されるので、[Agree]をタップします。
画面下部にあるデータ項目をタップして、映像内に表示するデータを選びます。
映像内に表示されたデータ項目をタップすると、大きさや位置を調整できる
たったこれだの操作で、データが表示できるのはすごい!
表示できるデータ項目
データ項目 | 説明 |
---|---|
加速度 | その時点での加速度が表示される |
傾斜角 | その時点での斜度が表示される |
日付 | 西暦で日付と時分が表示される |
距離 | アクティビティの開始地点からの距離が表示される *2 |
標高 | その時点での標高が表示される *1 |
心拍数 | その時点での心拍数が表示される |
ペース | その時点でのペースが分秒で表示される *2 |
ルート | ルート図が表示される(ただし映像に記録されている範囲内のみ) |
坂 | その時点での坂の状況が表示される |
スピード | その時点でのスピードが表示される *2 |
※データ項目を選ぶエリアの右上にある[KM/H]をタップすると、単位の切り替えができます。
*1はM(メートル)またはFT(フィート)、*2はKM(キロメートル)またはMi(マイル)
スキンの切り替え
データ表示用のスキンは、クラシック、クール、レーシング、フューチャリスティック、サイバー、シンプルの6種類から選択可能となっています。
まとめ
いままでGoProを使っていて、Insta360を使うようになってから少しだけじれったく感じていたことが大きく改善されて、ますますInsta360を活用していきたいと思うようになりました。
ひとつだけ残念なのは、Insta360アプリ内で複数の動画を組み合わせて編集する場合にはこの機能が使えないことでした。
それが使えるようになると完璧かも!