- Garmin Edge Explore 2 で出来ること。
- Garmin Edge Explore 2 がポタリングにぴったりなわけ
- 自転車への取り付けのおすすめの方法
- 実際に使ってみた感想
GARMIN(ガーミン)のEdge(エッジ)シリーズは、ガチライダー向けの製品として知られており、一般ユーザには敷居が高いものでした。
今回紹介する、Garmin Edge Explore 2は、ナビゲーションを重視した設計となっており、従来のEdgeシリーズとは異なるユーザ向けの製品となっています。
この記事は、自転車で年間3000キロ走って、日ごろからガーミン製品を使い倒しているポチローがお届けします。
Garmin Edge Explore 2は、大画面にタッチパネルとナビゲーション機能を備えたサイクリングナビゲーターです。
ポタリングのようなサイクリングで、いろいろな所に出かけるにはピッタリです!
実際に買って、いろいろと試してみました! ぜひ最後までご覧ください。
GARMIN Edge Explore 2 できること
ナビゲーションに特化した、Garmin Edge Explore 2 ですが、ナビゲーション以外にも、サイクリングを快適に行うために、多彩な機能を備えています。
- GPS機能: 精度の高いGPS機能により、自分の位置を正確に把握することができます。また、事前に設定したコースに従ってナビゲーションを行うこともできます。
- 大型ディスプレイ: 3インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載し、見やすく操作性も優れています。
- 防水性能: IPX7の防水性能を備えているため、悪天候下でも安心して使用することができます。
- バッテリー: 最長16時間の稼働時間で、長距離サイクリングでも問題なく使用できます。
- スマートフォン連携: Garmin Connectアプリと連携し、自分の走行データを記録・管理することができます。また、スマートフォンとの連携により、通知の受信や音楽再生も可能です。
その他、フルカラーの地図表示、ストレスレスなサイクリングをサポートする「Trendline Popularity Routing」機能、高度計・気圧計・温度計などのセンサーが内蔵されている点も特徴の一つです。
Garmin Edge Explore 2 には、通常版の”Edge Explore 2″ と、マウントからの給電機能を備えた、”Edge Explore 2 Power” との2種類が存在します。
違いは、ライド中の電源供給 (Garmin Charge バッテリーパック)機能の有無と付属品のマウントの違いです。
Edge Explore 2 | Edge Explore 2 Power | |
---|---|---|
価格 | ¥ 52,800 (税込) | 価格: ¥ 60,800 (税込) |
ライド中の電源供給 (Garmin Charge バッテリーパック) | 無 | 有 |
付属のマウント | ステムマウント | パワーマウント(eBike専用) |
画面サイズ | 3.0インチ 240 x 400 ピクセル | |
タッチスクリーン | ||
サイクルマップ | サイクリング専用ルート設定の道路地図 | |
デバイス上でコース作成 | ||
デバイス上でロケーションを検索 | ||
人気のヒートマップ | ||
Garmin Connect Mobileによるリアルタイム設定同期 |
同じ価格帯のEdge540との比較
同じ価格帯のEdge540と異なる個所だけを比較してみました。
Edge Explore 2 の特徴としては、ディスプレイサイズ、タッチディスプレイ、デバイス上でのコース作成やロケーションの検索機能が際立ってきます。
逆に、稼働時間、WiFi接続、トレーニング機能、サイクリングダイナミクスや、電動シフト機能が無いことが分かります。
Edge Explore 2 | Edge540(非ソーラーモデル) | |
---|---|---|
価格 | \52,800 | \54,800 |
サイズ | 106.1x 55.7 x 20.6 mm | 57.8 x 85.1 x 19.6 mm |
ディスプレイサイズ | 3.0インチ | 2.6インチ |
タッチディスプレイ | ||
解像度 | 240 x 400 ピクセル | 246 x 322 ピクセル |
重量 | 104 g | 84.9 g |
稼働時間 | 約16時間 | 約26時間 |
ライド中の電源供給 | Edge Explore 2 Powerのみ対応 | 拡張バッテリー対応(別売り) |
磁力計 | ||
環境光センサー | ||
無線インターフェース | Bluetooth, ANT+ | Bluetooth, ANT+, Wi-Fi |
トレーニング、計画、分析機能 | インターバルトレーニング ワークアウト ダウンロード可能なトレーニングプラン トレーニングステータス トレーニング負荷 トレーニング負荷バランス トレーニング効果 パーチャルパートナー レース Stravaライブセグメント | |
サイクルマップ (サイクリング専用ルート設定の道路地図) | ||
コース(過去のアクティビティと競争) | ||
デバイス上でコース作成 デバイス上でロケーションを検索 | ||
サイクリングダイナミクス MTB ダイナミクス Trailforksのトレイルデータ内蔵 | ||
ANT+電動シフト対応 SHIMANO Di2 シンクロシフト対応 拡張ディスプレイ(GarminウォッチがEdgeでデータ画面を共有できるようにします) |
ざっくりとまとめると、
Garmin Edge Explore 2 の劣っている点
- パフォーマンスモニタリング機能:
Edge 540にはVO2Maxの算出やトレーニング負荷の評価、FTPの自動計算などのパフォーマンスモニタリング機能が搭載されていますが、Explore 2にはこれらの機能がありません。 - トレーニング機能:
Edge 540にはトレーニング機能があり、トレーニングをするためのメニューを自動で計算することができますが、Explore 2にはこの機能がありません。 - レースシミュレーション:
Edge 540にはレースシミュレーション機能があり、競技会のような状況でトレーニングすることができますが、Explore 2にはこの機能がありません。 - カスタム設定:
Edge 540は非常に柔軟なカスタマイズが可能で、ウィジェットやデータフィールドなどを自由に設定することができますが、Explore 2はカスタム設定が限定されており、設定できる項目が少ないという点が挙げられます。
Garmin Edge Explore 2 の優れている点
- ナビゲーション機能:
Garmin Edge Explore 2は、専用のバイクマップを搭載しているため、自転車ツーリングの際に非常に便利です。カーブや山道、交通量の多い場所など、安全性に配慮したルートを提案することもできます。 - タッチスクリーン:
Garmin Edge Explore 2には、タッチスクリーンが搭載されています。一方、Garmin Edge 540は、ボタン操作が主であり、タッチスクリーンはありません。 - 機能のシンプルさ:
Garmin Edge Explore 2は、Garmin Edge 540と比較して、機能が比較的シンプルです。しかし、必要十分な機能を備え、初心者から上級者までの幅広いニーズに応えることができます。
これらの点からも、Garmin Edge Explore 2は、自転車でツーリングやポタリングを楽しむ方にとって、優れた選択肢となるでしょう。
スマホ(Googleマップ)を使った場合との比較
私は普段はミニベロのブロンプトンで気ままに走っていますが、知らない道を走る時には主にスマホのGoogleマップでナビ機能を使ってサイクリングをしていました。
Googleマップは便利ではあるのですが、使いにくいこともあります。
例えば、自動車モードのナビでは遠回りすることもあって、“徒歩“ルートでのナビを使うことが多いのですが、最短経路で案内されるので、曲がる箇所が非常に多かったり、途中で階段があったりします。
最近は自転車ルートの表示をされる地域もありますが、意外と遠回りで案内されてしまいます。
それに、到着予想時刻がまったく当てにならないですよね。
スマホの画面をつけっぱなしにしていると、充電がすぐになくなってしまうことも気になります。
スマホをナビとして使っていて気になるところをまとめると
- スマホアプリの自転車専用のナビ機能がイマイチ。
- ナビの画面を表示したままだと、バッテリー消費が激しい。
- 夏場など、直射日光で熱暴走したり、スマホが壊れる可能性がある。
- 走行中に画面の切り替えができない。(危険)
- メッセージをみたり、周辺検索などをしたあと、ナビ画面を開きなおすのが面倒。
- 写真撮影でスマホを自転車から外したり、取り付けたりが面倒。
かと思います。全てでは無いにしても当てはまることは多いと思います。
Garmin Edge Explore 2とスマートフォンのナビゲーションアプリのどちらが優れているかは、使用環境や好みによって異なります。
Garmin Edge Explore 2は、スマートフォンに比べてバッテリー寿命が長く、耐久性が高いため、アウトドアのアクティビティに適しています。
また、Garmin Connectアプリとの連携により、トレーニングデータや地図データを容易に管理できる利点があります。
一方、スマートフォンのナビゲーションアプリは、常に最新の地図データが利用できるため、新しい道路や交通規制などの変更に対応できます。
また、スマートフォンには大画面が搭載されているため、地図の表示がより見やすいという利点があります。ただし、スマートフォンを使ってナビゲーションをする場合は、バッテリー消費が早くなるため、バッテリーの残量には注意が必要です。
Explore2 | スマホ(Googleマップ) | |
---|---|---|
バッテリー消費 | 非常に少ない(16時間) | 消費が速い |
最新の地図データ | 自分で最新化する | Googleマップの更新頻度による |
画面サイズや解像度 | 3インチ | 概ね6インチ以上 |
炎天下の利用 | 前提の設計がされている | 故障する可能性がある |
動作温度範囲 | -20℃~ 60℃ | 0° ~ 35℃ (iPhone) |
スマートフォンや携帯電話を使用しながらの自転車運転は、道路交通法で禁止されており、違反した場合は5万円以下の罰金が科されることがあります。これは、スマホに限らず、edgeなどのサイコンを利用していても同様かと思います。
Garmin Edge Explore 2 はこんなところがおすすめ!
Edge Explore 2 は、Edge 540と同じ価格帯でありながら、タッチスクリーンとナビゲーション機能が充実しているのが、おすすめのポイントです。
- タッチスクリーンはとても便利!
- マップ、ナビ機能に特化していて、しかも自転車専用地図を搭載している。
- バッテリーは長持ちで、約16時間!
- 熱暴走起きる可能性ほぼなし!!
- 画面が大きく、走行中でも見やすい。
- Variaと連動できるので、後方の交通状況も把握できて安全走行できる。
- USB-C で接続できる。(専用のケーブルを持たなくてもよいので荷物が減って嬉しい)
まさに気ままに走りたい人のニーズにピッタリではないでしょうか!
注意点
- 高度なトレーニング機能はありません。
- GNSSマルチバンドには未対応です。
- Wi-Fi機能はありません。
- ソーラー充電機能はありません。
Garmin Edge Explore 2 おすすめの取り付け方法
Garmin Edge Explore 2 には、専用のステムマウントが2つ付属しています。
このマウントは太めの黒い輪ゴム2本でステムに取り付けられるようになっています。
ロードバイクの場合は、この付属のステムマウントで取り付けても良いでしょう。
ロードバイクのおすすめの取り付け方法
付属のステムマウントですと、画面を確認するときに顔を真下に向けないと見えないのと、ゴムで止めるという不安もあるでしょう。
そこでおすすめなのが、REC-MOUNTSのマウントです。
このマウントを使えば、ハンドルバーの向こう側にガーミンをマウントできるので、画面の確認がしやすくなりますし、ガッチリ固定できるので不安もありません。
ミニベロなどステムに取り付けられない場合の取り付け方法
私の所有しているミニベロ(ブロンプトン)の場合はステムが無いので、付属のマウントをハンドルバー22mmに無理やり取り付けると、少しはみ出してしまいます。
きっちり収まらず、走行中にずれてしまいそうです。
(付属のマウントはステム用なので当然ですね。)
そこで、色々と試してみた結果、付属のステムマウントは使わずに、キャットアイのブラケットに、レックマウントの[キャットアイH34N→ガーミン]変換アダプターを組み合わせて取り付けるとピッタリフィットすることが分かりました。

レックマウントの変換アダプターはちょっとお高めですが、ブロンプトンのハンドルにしっかりと取り付けられるので、安心感と満足度はとても高いです。しかも、特別な工具など必要なく簡単に取り付けられるのでおススメです。
EDGE用のリモコンもおすすめ!
タッチスクリーンで便利なのは良いのですが、タッチ操作で走行中に画面を変えるのが、けっこう危なかったり、うまくできないことがあります。
EDGE用のリモコンを使うと、めちゃくちゃ便利になります!
- ハンドルから手を放さずに、1クリックで画面切り替えができるようになります。
- 画面がこまめに切り替えられるので、ナビだけでなく、ほかの機能もすぐに使えて便利。
ただ、ひとつだけ残念な点があって、”ラップボタン”が不要。別の機能ボタンにしてほしかった。
Garmin Edge Explore 2 実際に使ってみた感想
スピードや距離表示
スピードを表示するには、GPS機能でのスピード表示と、別売りのスピードセンサーからの表示の二通りがあります。ガチで走るわけではないので、別売りのセンサーは取り付けず、GPSで計測したスピードと距離だけで良いと割り切ってしまえば余計な出費もありません。
他に別売りの心拍計やケイデンスセンサーもペアリング可能ですが、ポタリングメインの私は必要ないと割り切って使っていません。
コース設定
コースとはあらかじめコースを作成しておき、そのコースに沿ってナビゲーションをする機能です。
デバイス上でコースを作成するには、トップ画面からコースをタップした後に表示される画面の右下にある+ボタンをタップしてコースを作成することができます。
ルートプランナー:
開始位置、経由するポイントを設定していくとルートを自動で作成してくれます。
ラウンドトリップ:
距離、開始ポイント、開始方角を入れると、距離に応じて行って帰って来るコースを自動で作成します。
アクティビティから:
過去のアクティビティをそのままコースとして利用できます。
これ以外にも、ガーミンコネクトのウエブサイトでコースを作成しておけば、コースとして利用可能です。
ナビゲーション
ナビゲーションの使い方としては、
(1)目的地を決める。
(2)ライドボタンをタップすると目的地までのルートが計算されてナビゲーションが開始される。
と、カーナビと同じ感じで簡単な操作です。
そして、このデバイスには、以下のように目的地を設定する方法が複数あります。
ナビゲーションメニューから目的地を決める

ナビゲーション-地図表示
地図が表示されるので、目的地を探してからタップすると赤いピンが表示されます。それと同時に右下にライドボタンが表示されるので、ライドをタップするとルート検索が始まる。

ナビゲーション-コース
あらかじめ作成しておいたコースでのナビゲーションが開始されます。
現在地がコース外の場合は、コースの開始地点までのルートを計算させることもできます。

ナビゲーション-サイクリングコース
デバイスに登録されている全国のサイクリングコースを選ぶことができます。
例えば、「しまなみ海道サイクリングロード(今治尾道)」-> 「尾道-今治71.75km」というのを選ぶことができます。

※この機能はEdgeシリーズ中でもExplore 2 にしか無い機能です。
ナビゲーション-検索
検索ツールを使うと、都市、住所、座標、電話番号から検索ができます。
他にも、バイクショップと修理、コンビニ、トイレ、コーヒーショップ、公園、などなど、カテゴリーから周辺検索することが可能です。

ナビゲーション-保存済みポイント
このデバイスやパソコンであらかじめ保存しておいたポイントを目的地にすることができます。
ナビゲーション-検索履歴
このデバイスで検索した履歴から目的地を設定することができます。
場所検索から目的地を決める

この機能は、数キロ以内の場所を名称で検索することができますが、周辺に無い場合は何分待っても検索中のままで結果がでてきませんでした。
ナビゲーションをライドで使ってみた
良かったところ
ルートの分岐点になると、ピー音とともに画面が切り替わり、分岐点が拡大表示されるので、迷うことがありませんでした。

ルートを外れると、ピー音が鳴り、ルートの再計算がされてナビゲーションが続行されます。ルートの再計算が思ったより早く計算されるので良かったです。
コース上に坂道が現れると、自動的にClimbProが起動して、坂の長さや勾配のキツさがグラフで視覚表示されます。そのおかげで、坂の頂点までどのくらいか分かるので、メンタル的にかなりイイです!
タッチパネルでの操作は、とても快適でした。地図の表示もスマホの画面のように操作できました。
ナビゲーション中は、画面を切り替えると目的地までの情報など、様々な情報が確認できて、先が読めるのは助かりました。
目的地の検索も、とてもしやすくて良かったです
改善してほしいと思ったところ
「場所検索」機能で、目的地の名称で検索しても、検索結果が出てこないことが何度もありました。周辺施設の場合は表示されるのですが、遠い場所の目的地はこの機能では検索が難しいみたいです。
GARMIN Edge Exploer 2 をおすすめする人・しない人
ここまで、Edge Exploer 2 の特徴や、良かったところや改善してほしいところをレビューしてきました。
私が考える Edge Exploer 2 をおすすめする人・しない人を紹介していきます。
おすすめする人
Edge Exploer 2をおすすめする人は、
色んな場所へサイクリングに出かける人
スマホをナビとして使っていて、不便だなと感じている人
サイクリングをした記録を残しておいて、あとで確認したい人
道迷いが気になる人
ブルベのナビゲーションに使う人
ポタリングやサイクリングなど、サイクルコンピュータというよりも、ナビゲーションメインで利用する人がおすすめです!
おすすめしない人
ガッツリトレーニングに使いたい人
レースに使いたい人
ロードバイクやMTBなどのレースをメインで検討している人は、edge540、840、1040、130plusがおすすめです。
以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ
当記事では、GARMIN の Edge Explore 2 のレビューをしました。
改めて、EdgeExplore2 のメリット・デメリットを紹介すると、下記のとおり。
メリット | デメリット |
---|---|
多彩なナビゲーション機能。 タッチスクリーンで操作しやすい。 大画面で見やすい。 デバイス本体でサイクリングルートが作成できる。 走った後も、ルートが自動で保存されるので、後から走行データやルートを確認できる。 | レースなどのトレーニング機能が無いので、レース志向の方には不向き。 スマホよりは安いけれど、それなりのお値段。 |
ナビゲーションに特化しているので、旅先でも道に迷わずにサイクリングができるのが魅力です。
Edge Explore 2 があれば、スマホの電池切れの心配も、道に迷いも無くなって、ポタリングがいっそう楽しくなります。
ポタリングでナビを使うなら、Expore 2 は圧倒的にオススメです!
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