初夏のサイクリングにぴったりのルート、岐阜県の淡墨桜から徳山ダムへのロードバイクツーリングについて紹介します。淡墨桜とは、岐阜県揖斐郡揖斐川町にある日本三大桜の一つで、晩春から初夏にかけて満開のピンク色の花が美しい桜の名所です。徳山ダムは、岐阜県恵那市にあるダムで、周辺には自然豊かな景色が広がり、ロードバイクで走るには絶好の場所です。今回は、「道の駅 織部の里もとす」を発着点として、淡墨桜を経て徳山ダムをタッチして戻る約100kmのルートや、見どころなどをご紹介します。
「もとす」発着の薄墨桜・徳山ダムの周回コース
コースと見どころポイント
スタート地点は、岐阜県揖斐郡揖斐川町にある「道の駅 織部の里もとす」です。ここから根尾川沿いを走り、根尾谷断層を走り抜けます。薄墨桜まではキツイ上り坂はほぼ無いので、快適に走る事ができます。
根尾谷断層は、地震が多い日本の地形において、断層が数多く現れる地域の一つであり、自転車で走ると、断崖絶壁の岩肌が見えたり、渓谷の美しさを肌で感じることができます。
次に向かうのは、淡墨桜です。淡墨桜は、岐阜県にある日本三大桜の一つで、春には薄いピンクの花が美しい桜の名所です。淡墨桜を訪れるサイクリストたちは、この美しさに心酔しながら、道を進んでいきます。
今回のサイクリングは初夏に差し掛かったところでしたので、新緑の薄墨桜でした。
薄墨桜を過ぎてからは、今までよりもキツめの坂道になっていきます。今回は立ち寄っていませんが、県道270号に入る前に道の駅があります。こちらは、多少の坂道を登って入らなくてはなりません。ドリンクの補給が可能ですが、食べ物はあまり期待できません。
県道270号で徳山ダムを目指します。徳山ダムへの道は、かなりの難所で、一番軽いギヤに入れたまま、ひたすら登りが続きます。しかし、馬坂峠のトンネルに辿り着いたときの達成感は気持ちいいものです。
馬坂峠を越えると、ゴールまではほとんどが下りになります。
馬坂峠から坂道を下りきると、綺麗に舗装された徳山ダム湖の道路にでます。日曜日は自動車も少なく快適に走る事ができますが、平日や土曜日はダンプカーが多いので、テールライトやフロントライトを点けて目立つようにしておきたいですね。
二つ目の橋を渡ってすぐに右折して、徳山ダム会館向かいます。到着したら、目的のダムカレーを味わいましょう。ダムカレーは食べる前にカレールウを放流する儀式があるので、子供のように楽しんでから食べよう。
徳山ダム会館から、揖斐川町に向ってR417をひたすら下ります。途中、いくつものトンネルを通る必要がありますが、怖がらずに進みましょう。こちらも日曜日以外は大型トラックが多いので、目立つようにしておきたいですね。トンネル地帯を越えると、揖斐川沿いの美しい景色を楽しむ事ができます。
R417からR303に切り替わると、「道の駅 星のふる里ふじはし」があります。ここでも休憩を取っておきましょう。大きな道の駅なので、レストランや日帰り温泉、足湯など色々あります。
こちらのレストランにもダムカレーがあります。
道の駅をすぎて少し行くと、県道254に入ることができます。国道よりも自動車が圧倒的に少ないので、こちらにハンドルを切って川の反対側の道を下っていきます。途中、通行止め個所がいくつかあり、少し手間取りながらも、久瀬ダムを見ることができました。
久瀬ダムは大きなダムではありませんが、放流時は迫力満点でしばし見入ってしまいます。
久瀬ダムを見てから、県道40号を通って、スタート地点の「道の駅 織部の里もとす」に戻りました。徳山ダムからゴール地点まではほとんどが下りなので、安心して走って来られますよ。
まとめ
約100kmのロングライドになりますが、淡墨桜と徳山ダムという見どころが満載のコースで、ロードバイク乗りには是非とも挑戦してほしいコースです。
ただし、馬坂峠のトンネルや通行止め個所など、初心者には少しハードルが高い箇所もありますので、事前にしっかりと準備をして、無理のない範囲で楽しんでください。
コメント
コメント一覧 (2件)
徳山ダム、好きなスポットなので詳細な情報を発信頂けて嬉しいです。
いつも私は ふじはし 側から登っていましたが次回は掲載頂いているルートで走ってみたいと思います。
コメントありがとうございます!
走ってみた感想などありましたら、お気軽にコメント下さいませm(_ _)m