・アワイチの一周距離って何キロ?
・初心者が走るのにどれくらい時間がかかるの?
・坂道が多くて難しいって聞いたけど、実際の難易度は?
そんな疑問や不安をすっきり解消できる記事を用意しました。
この記事を読むことで、アワイチの実際の走行距離や所要時間、初心者でも無理なく完走するためのコツがバッチリわかります。
ゴールまでたどり着くイメージがきちんと描けるようになり、自信を持ってスタートラインに立てるはずです。
私はこれまで10回以上アワイチを完走し、初心者を含む仲間をガイドしてきた経験があります。
実際に筆者が走ったルートデータや、休憩・補給ポイントのリアルな写真も掲載しています。

この記事では、
- アワイチの基本情報(距離・獲得標高・コース構成)
- 初心者におすすめのスケジュールと装備
- 注意すべきポイントと失敗しない走り方
- 立ち寄りスポットやおすすめグルメ
などをわかりやすく解説していきます。
「いつか挑戦してみたいな…」と思っていた人も、この記事を読み終える頃には「よし、今度の休日行ってみようかな!」と思えるようになるかもしれません。
それでは、さっそく見ていきましょう。
アワイチとは?淡路島を一周するサイクリングの魅力
淡路島を自転車で一周する――通称「アワイチ(淡路島一周)」は、関西を中心に全国からサイクリストが集まる超人気コース。
その魅力は、変化に富んだ景色・アクセスの良さ・グルメの充実、そして何より一周150kmという達成感のある距離にあります。
初心者でも挑戦できるのはなぜ?
「150kmも走れるの?」「坂が多いんじゃないの?」と心配になりますが、実はアワイチは初心者でも挑戦しやすいコースなんです。
理由は以下の通り。
- 信号が少なく走りやすい:淡路島は信号が少なく、一定のペースで走りやすいため、疲労が溜まりにくい
- 海沿いの道が中心で景色が単調じゃない:見渡す限りのオーシャンビューがずっと続くので、走っていて飽きない
- コンビニ・道の駅・自販機が豊富:補給に困らず、万が一のトラブル時も安心
そして何より「一周=区切りが明確」だからこそ、走りきったあとの達成感がひと味違います。

実際に走ってみるとどう感じる?
私がはじめてアワイチを走ったときは「しんどい」より「楽しい」が勝ったのを覚えています。
特に、南あわじの海岸線を走っているときは、風を切りながら「なんて気持ちいいんだ!」と自然に笑ってしまうほどでした。
📷 実走時の写真:
筆者が初めて走ったアワイチ中の写真(南あわじにて)
友人を連れてアワイチに行った際も、
「景色がきれいすぎて疲れを忘れる」
「初ロングライドで不安だったけど、意外とイケた!」
という声が多数ありました。
それほど、アワイチは「初心者の壁」を乗り越えるにはうってつけのコースなんです。
アワイチが人気の3つの理由
- アクセスが良い
関西圏から車で1〜2時間程度で到着。大阪や神戸から日帰りも可能。 - サイクリストに優しいインフラ
道の駅や休憩所にはサイクルラック完備。地元の人もフレンドリー。 - 非日常感と旅の達成感が共存
一周走るという明確なゴールがあるから、「旅をした」という満足感が段違い。
「ロングライドに挑戦してみたいけど、どこから始めたらいいかわからない」
そんな人にこそ、アワイチは最適なスタート地点です。
次章では、アワイチの具体的な距離と時間配分の目安を解説していきます!
アワイチの距離と時間|一周何キロ?初心者は何時間で走れる?
アワイチに興味を持ったとき、まず気になるのが
「一周って何キロ?」
「何時間かかるの?」
という疑問ですよね。
ここでは、実際の走行距離や目安時間、さらに初心者に適したタイムスケジュールまで詳しく解説していきます。
アワイチの総距離は?ショートコースもある?
フルコースのアワイチは、約150km。
これは、淡路島を時計回りに外周道路(国道28号・県道31号など)をなぞって一周した場合の距離です。
獲得標高は約1,000〜1,200mとされ、平坦基調ながら南側にいくつかアップダウンがあります。
しかし、「いきなり150kmは不安…」という初心者の方には、ショートアワイチ(約100km)がおすすめ。
これは南淡路の登り区間(灘・福良周辺)をショートカットし、洲本〜南あわじ間を横断して帰ってくるルートです。
景色はやや減りますが、体力的にはかなり楽になります。

アワイチ初心者はどれくらい時間を見ておくべき?
実際の所要時間は、走行ペース+休憩時間の合計で決まります。
以下は筆者の経験を元にした目安です。
走行レベル | 平均速度 | 所要時間(休憩含む) |
---|---|---|
初心者 | 15〜18km/h | 10〜12時間 |
中級者 | 20〜23km/h | 7〜9時間 |
上級者 | 25km/h以上 | 6時間以内 |
休憩は道の駅やコンビニで合計 2時間程度見ておくと無理がありません。
アワイチ6時間走破は可能?それとも無謀?
「6時間で回れたらかっこいいな…」と思う方もいるかもしれませんが、これは中〜上級者向けのチャレンジ。
一定の脚力と休憩時間を最小限に抑えるスキルが必要です。
初心者の方は、「時間内に走る」ことよりも、「安全に、楽しく、余裕を持って走る」ことを第一にしましょう。
特に夏場や強風の日は、予想以上に消耗するので注意が必要です。
実際に筆者が走ったコースとタイム
私が知人と一緒に走った際、初心者を含むグループで約11時間かかりました(150kmコース)。
朝7時に出発し、途中でしらす丼を食べたり、道の駅でソフトクリームを食べたりしながら、17時半ごろゴール。
📷 実走ログはこちら:
のんびり景色を楽しみながら走るのも、アワイチの醍醐味です。
まとめ:時間に余裕を持って、安全第一で!
アワイチは距離が長いぶん、スケジュールに余裕を持たせるのが成功のコツです。
特に初心者の方は、日没時間・天候・補給ポイントをしっかりチェックして、早めの出発を心がけましょう。
次の章では、「初心者が完走するうえで最大のハードル」とも言えるアワイチの難易度や坂道の実態を詳しく解説していきます!
アワイチの難易度は?初心者でも大丈夫?
「アワイチって、やっぱり坂がきついの?」「150kmって本当に走れるの?」
そんな不安の声は多く、特に初挑戦のサイクリストにとって「難易度」は気になるポイントですよね。
ここでは、アワイチのコースにおける実際のきつさや、初心者でも完走できる理由、そして避けたい落とし穴まで詳しく紹介します。
難所はどこ?坂道は主に南側に集中
アワイチの難易度を左右する最大の要素が「坂道」です。
全体的には比較的フラットですが、淡路島南部の灘〜福良エリアには、短いながらも繰り返すアップダウンが続きます。
- 南淡路の激坂ポイント(灘→由良→福良)
短距離ながら10%近い勾配の坂が数回出現。初心者には精神的にも体力的にもきつい。 - 島北部(岩屋〜洲本)や東海岸はほぼ平坦
信号も少なく、海沿いの道をスムーズに走行可能。
そのため、難易度を下げたい場合は、南部の坂を避けるショートカットルート(100kmコース)を選ぶのがおすすめです。

アワイチ初心者でも完走できる理由
ではなぜ、多くの初心者がアワイチを完走できているのでしょうか?
その理由は、装備・ルート設計・休憩管理のしやすさにあります。
- 補給ポイントが豊富
自販機、コンビニ、道の駅が充実しているため、エネルギー切れの心配が少ない。 - どこからでもスタート&ゴールできる
岩屋・洲本・福良など、自分の体力に合わせてスタート地点を選べるのが大きな利点。 - 交通量が少なく、安全に走れるルート
比較的車通りの少ない道が多く、初心者にも優しい。
気をつけたいのは「風」と「暑さ」
アワイチの意外な難敵は、海風と気温の高さです。
- 春・秋の午後は南からの風が強くなる傾向あり
後半で向かい風になると、体力を大きく削られます。 - 夏は熱中症のリスクも
自販機でこまめに補給し、首に冷却タオルを巻くなどの対策を。
風や暑さへの備えを怠ると、距離以上に「キツい」と感じてしまう原因になります。
実際の完走率は?
アワイチの完走率は、私の体感的には8割以上だと思います。
体調不良や機材トラブルで走行不能にならない限りは、途中でショートカットを選んだり、ペースを落として対応すれば、なんとかゴールできるものです。
むしろ「完走できた!」という達成感が、その後のサイクリングのモチベーションにもなったという声が多く聞かれました。
まとめ:難易度は中くらい。でも工夫次第で乗り越えられる!
アワイチの難易度は、確かに平坦な川沿いライドなどに比べれば中〜やや高め。
ですが、正しいルート選び・装備・体調管理さえできていれば、初心者でも十分に楽しめる挑戦です。
次の章では、そんな「走りやすいルート設計」を助けてくれるアワイチのおすすめコースマップと選び方について紹介していきます!
アワイチのおすすめコースマップ|ルート選びで失敗しないコツ
アワイチを無事に完走するためには、「どのルートを走るか」がとても重要。
特に初心者にとっては、体力や時間に合わせたコース選びが完走率を大きく左右します。
ここでは、初心者向け・中級者向けのおすすめルートや、ショートカットの有無、ルート選定でよくある失敗について詳しく解説します。
定番ルート:アワイチ150kmフルコース
淡路島をぐるりと一周するフルコースは、約150km/獲得標高1,000〜1,200m。
スタート地点は主に「岩屋港」や「道の駅あわじ」が人気で、時計回り(反時計回りも可)に外周をなぞるルートです。
このコースの魅力は以下のとおり。
- 海沿いを走る爽快感が抜群
- 淡路島の名所やグルメスポットを満喫できる
- 一周という明確なゴールが達成感を生む
ただし、先述のとおり南あわじにアップダウンが連続するため、体力配分が鍵になります。

初心者におすすめ:ショートアワイチ(約100kmコース)
「フルコースはちょっと不安…」という方におすすめなのが、100kmに短縮できるショートコース。
具体的には、
- 岩屋港 → 洲本まで海沿いを南下
- 洲本から内陸を横断して「南あわじ市北部」へ抜ける
- 再び東海岸を北上して岩屋港へ戻る
このルートなら、アップダウンの多い南側をカットできるうえに、時間も約7〜9時間程度と現実的。
筆者の知人も初回はこのコースで完走し、「走ることに集中できた」と満足していました。

コースマップ選びでよくあるミスと回避策
❌ 失敗例1:Googleマップの「最短距離」に従ってしまう
→ 淡路島の内陸部には農道や激坂が多く、初心者には不向き。必ずサイクリスト向けルートを参考に。
❌ 失敗例2:海岸線を外れて景色が楽しめない
→ 通常のナビは幹線道路優先になりがち。景色重視なら県道31号(海沿い)をメインに設定すると◎。
筆者おすすめのコースマップ・ルート情報リンク
以下のルートは、実際に筆者が走行・確認したものです。初心者から中級者まで対応しています。
🗺️ GARMINルート(100kmショート)
https://connect.garmin.com/modern/course/346143989🗺️ GARMINルート(150kmフル)
https://connect.garmin.com/modern/course/346142010
※ルートは事前にダウンロードし、スマホやGPSに入れておくと安心です。
まとめ:コースは「距離」より「自分に合っているか」で選ぶ!
「どうせなら一周したい!」という気持ちはわかりますが、無理して150kmに挑戦するより、
自分の脚力と相談して確実に楽しめるコースを選ぶことが、最終的な満足度につながります。
次は、アワイチをもっと快適に楽しむための「レンタサイクルの選び方とおすすめショップ」をご紹介します!
アワイチで利用できるレンタサイクル|手ぶらでも安心のショップまとめ
「自転車を持っていないけどアワイチに挑戦してみたい」
「輪行はちょっと面倒…でも現地で借りられるなら走ってみたい!」
そんな方にとって頼もしい存在が、淡路島各地のレンタサイクルサービスです。
ここでは、アワイチで利用できるおすすめのレンタサイクルショップをエリア別に紹介しながら、選び方のポイントや注意点も解説します。
電動アシスト?ロードバイク?どれを選ぶべき?
アワイチのレンタサイクルでは、主に以下の車種から選べます:
車種タイプ | 特徴 | 初心者おすすめ度 |
---|---|---|
ロードバイク | 軽量・スピード重視。スポーティな走り | ★★★☆☆ |
クロスバイク | 街乗りと長距離の中間。安定感がある | ★★★★☆ |
電動アシストバイク | 坂道がラク!体力に自信がなくても安心 | ★★★★★ |
初心者には電動アシスト付きクロスバイクがおすすめ。特に南あわじの坂道区間でもストレスなく走れるので、初アワイチには心強い相棒です。
エリア別|おすすめレンタサイクルショップ
🚲 北淡エリア
- CYCLISM AWAJI(アクアイグニス淡路島内)
→ 電動アシスト付きクロスバイクあり。スマホで予約可能。
→ 岩屋港まで配達してくれます。 - Bicycle Hub Awaji
→スポーツバイク・E-BIKEのレンタル可
→ヘルメットやロックなど備品レンタルも充実 - 岩屋観光案内所
→電動アシスト付自転車あり
TEL.0799-72-3420
🚲 洲本・東海岸エリア
- 洲本観光案内所
→全車アプリで借りられ、24時間返却OKの「シェアサイクル」
TEL.0799-25-5820
🚲 南あわじエリア
- カムカムレンタルサービス
→福良バスターミナルから徒歩約3分の好立地
→電動アシスト自転車、バイク、軽自動車、キャンピングカーなど豊富な車種
→手ぶらでOK、観光・レジャーに最適
→ネット予約可能・短時間利用にも対応 - 陸の港西淡
→高速バス停留所と無料駐車場(約280台)を併設
→シティサイクルや電動アシスト自転車のレンタルあり
→コインロッカーや更衣室、スマホ充電サービスを提供
→周辺観光地へのアクセス拠点として便利 - 南あわじ観光案内所
TEL.0799-52-2336
レンタサイクルの注意点とアドバイス
- 前日までに予約しておくのが安心
人気のある電動アシストやロードは、特に土日はすぐに埋まる傾向にあります。 - ヘルメット・鍵・予備チューブの有無を確認
ショップによってはオプション扱いなので、事前に確認を。 - 返却時間と場所を事前にチェック
店舗によっては「返却場所が異なると追加料金」という場合もあるので要注意。
まとめ:装備がなくても気軽にアワイチできる!
自転車を持っていなくても、アワイチは十分に楽しめます。
現地のレンタサイクルを上手に活用することで、手ぶらでも本格的なライド体験が可能です。
次章では、車で来る方にとって欠かせない「駐車場とアクセス情報」を詳しく紹介します!
アワイチの駐車場・アクセス情報|マイカー派必見のスタート拠点はここ!
「車で淡路島まで行って、そこからアワイチを始めたい」
そんな方にとって気になるのが、スタート地点周辺の駐車場とアクセス事情です。
ここでは、筆者の実体験を交えながら、アワイチを快適に始めるためのベストな駐車場情報と、アクセス手段を紹介します。
車でのアクセス方法|神戸から明石海峡大橋を渡ってすぐ!
淡路島の北端「岩屋港」までは、神戸・明石方面から車で約30〜60分程度。
明石海峡大橋を渡るとすぐに「淡路IC」があり、ここを降りれば岩屋・道の駅あわじにアクセスできます。
- 大阪・神戸方面から:阪神高速or第二神明 → 神戸淡路鳴門自動車道経由
- 岡山・姫路方面から:山陽道 → 明石海峡大橋を通過
高速道路の料金はやや高めですが、ETC休日割引や深夜割引を活用すればお得になります。
スタート地点におすすめの駐車場
🅿️ ① 岩屋ポートビル駐車場
- 料金:1時間以内無料、以降100円/h(500円/24h)
- 岩屋港からスタートしやすい。フェリー派にも便利。
- MAP
🅿️ ② 東浦バスターミナル駐車場
- 料金:2時間以内無料、500円/24h
- 465台(うち第2駐車場89台)
- MAP
🅿️ ③ 陸の港西淡駐車場
- 料金:無料
- 264台
- MAP
駐車場選びのポイント
条件 | 優先したいこと |
---|---|
150kmフルコース | 岩屋港からスタートがベスト |
ショートコース(100km) | 洲本や南あわじスタートでも可 |
混雑回避 or 時間節約 | 6〜7時台には現地入りを目指すと◎ |
また、自転車の積み下ろしに時間がかかるので、なるべく駐車場とスタート地点が近い場所を選ぶのがベストです。
マイカー以外のアクセス手段
- 高速バス(JRバス・神姫バスなど)
→ 三ノ宮・舞子から淡路島各地へアクセス可(輪行袋に入れれば自転車もOK) - ジェノバライン(明石→岩屋港)
→ フェリーに自転車をそのまま乗せられるので便利!(別途300円)
⛴️ ジェノバラインの時刻表と料金はこちら
http://www.jenova-line.co.jp/jikoku.php
筆者の体験アドバイス
私がアワイチをする際は、いつも朝6:30には岩屋に到着し、準備を始めます。
8時前には走り出せるので、休憩しながらでも余裕を持って夕方ゴールできますよ。
まとめ:駐車場とアクセスの準備が完走を左右する!
快適にアワイチを始めるためには、「どこに停めるか」も戦略のうち。
人気の駐車場は早朝に埋まるので、出発はできれば午前6〜7時台がベストタイミングです。
次章では、アワイチをもっと楽しむための「立ち寄りたいスポット&グルメ」をご紹介します!
アワイチで立ち寄りたいスポット&グルメ|疲れを癒す絶景&ごはん
せっかくアワイチをするなら、ただ走るだけじゃもったいない!
淡路島は「絶景」も「ご当地グルメ」も豊富なので、適度な休憩と観光を取り入れることで、ライドがより思い出深いものになります。
ここでは、筆者が実際に立ち寄って感動したスポットを中心に、アワイチの途中で寄りたい休憩場所&グルメをエリア別に紹介します。
北淡エリア(岩屋〜淡路IC周辺)
🗼 明石海峡大橋ビュー|道の駅あわじ
- スタート&ゴール地点としても人気
- トイレ・売店・自販機・レストランあり
- 明石海峡大橋を真下から眺める絶景ポイント
📸 写真スポット:明石海峡大橋バックにバイクを撮影すると映えます!
明石海峡大橋
🗼 AWAICHIモニュメント
- MAP
- 淡路島一周サイクリング スタート ゴール地点
東海岸エリア(淡路市〜洲本)
S BRICK 旧鐘紡工場跡赤レンガ倉庫
- MAP
- レストラン、ショップ、図書館として運営されています。
- レストランでは淡路島のご当地グルメが楽しめます。
- 新鮮な淡路産しらすが山盛り!
洲本の赤レンガ壁
南あわじエリア(灘〜福良)
🍔 あわじ島バーガー|道の駅うずしお
- 全国ご当地バーガー1位の実績あり
- 淡路牛+オニオンのジューシーな味わい
- ボリューム満点で坂のご褒美にも◎
⚠️ 注:道の駅うずしおへは坂道あり。体力に余裕があるときに!

🌊 渦潮観光(時間が合えば)
- 世界最大級の渦潮を船から見るクルーズ(30〜40分)
- アワイチ中のアクティビティとしても人気

西海岸エリア(阿万〜北淡)
🌅 サンセットライン|夕日を眺めながらのクールダウン
- 海に沈む夕陽が絶景
- 走りながら「来てよかった…」としみじみ感じる時間

筆者おすすめ:グルメもライドの一部と考える
アワイチは長丁場なので、「補給」ではなく「楽しみ」として食事をとることで疲労感がグッと減ります。
私は初めてのアワイチで、アイスクリームを食べて元気を取り戻し、最後まで脚が回りました(笑)
📷 筆者が食べた生しらす丼の写真
生しらす丼
まとめ:食も絶景も、アワイチの一部!
淡路島の魅力は、ただ一周するだけでは語れません。
「どこで休むか」「何を食べるか」もライドの楽しみのひとつとして、計画に組み込んでおきましょう。
次章では、よく比較される「アワイチとビワイチの違い」について、実体験をもとに解説していきます!
アワイチとビワイチを比較|距離・標高・観光で見るおすすめはどっち?
「アワイチとビワイチ、どちらに挑戦すべきか迷っている」
そんなサイクリストの声をよく耳にします。どちらも日本を代表する“○○イチ”の定番ルートですが、それぞれに特徴・魅力・難易度の違いがあります。
ここでは、アワイチとビワイチをさまざまな視点で比較し、あなたに合った一周ルート選びをサポートします。
距離と所要時間で比較
項目 | アワイチ | ビワイチ |
---|---|---|
距離 | 約150km(ショート:約100km) | 約150〜200km(コースによる) |
所要時間 | 8〜12時間(休憩含む) | 6〜12時間(交通量で変動) |
ルート自由度 | 高い(内陸ショートカット可能) | 高い(湖北のみ、南湖のみも可) |
結論:どちらも距離は同じくらいですが、アワイチの方がショートコースの選択肢が多く、初心者向けに調整しやすい傾向があります。
獲得標高と地形の違い
比較項目 | アワイチ | ビワイチ |
---|---|---|
獲得標高 | 約1,000〜1,200m(南部にアップダウン集中) | 約300〜500m(全体的にフラット) |
きついポイント | 灘〜福良の登り坂 | 湖北エリアに多少のアップダウンあり |
初心者の体感難易度 | やや高め(風・勾配あり) | 低め(道幅が広く走りやすい) |
結論:体力に自信がない方やヒルクライムが苦手な方は、ビワイチの方がとっつきやすいかもしれません。
ただし、アワイチには海岸線の絶景があるため「しんどくても走りたい!」という声も多いです。
景観・グルメ・観光スポットの充実度
比較項目 | アワイチ | ビワイチ |
---|---|---|
景色 | 海・夕日・明石海峡大橋などの絶景多数 | 湖・山・田園風景がメイン |
ご当地グルメ | しらす丼、淡路牛、あわじ島バーガーなど | 鮒ずし、近江牛、ちゃんぽんなど |
立ち寄りスポット | 渦潮、道の駅、温泉地多数 | 彦根城、白鬚神社、メタセコイア並木など |
結論:アワイチは“リゾート感”、ビワイチは“和の風情”が強い印象です。
どちらも魅力的なので、グルメや観光の好みで選ぶのもアリ!
交通量・路面状況・安全面で比較
- アワイチ:交通量はやや多い区間あり。路面整備は良好。
- ビワイチ:サイクリングロードが多く、交通量少なめ。初心者でも安心して走りやすい。
※いずれもライト・テールライト・ヘルメットは必須です!
筆者の実体験:どちらも走ったからこそわかる違い
- アワイチの方がチャレンジ感・冒険感が強い:海沿い、風、坂、そして一周という達成感!
- ビワイチは友達と話しながらのんびり走るのにぴったり:初心者でも笑顔でゴールできる安心設計。
どちらか一方ではなく、どちらも違った魅力があるので、ぜひ両方走って比較してみてください!
まとめ:あなたに向いてるのはどっち?
- 初めての一周・のんびり観光重視なら → ビワイチ
- 多少のアップダウンもOK!達成感&絶景を求めるなら → アワイチ
次章では、そんなアワイチを実際に完走するための具体的なテクニックや準備リストを紹介していきます!
アワイチ初心者が完走するための7つのコツ【装備・補給・心構え】
アワイチを走り切るためには、単に“がんばる”だけでは足りません。
初心者でも無理なく、そして笑顔でゴールするためには、事前の準備・走り方・考え方がとても重要です。
ここでは、これまで10回以上アワイチを完走した筆者が実践している「完走のための7つのコツ」を、具体的に解説します。
1. 前日はしっかり睡眠をとる
アワイチは距離が長く、早朝スタートになることが多いです。
睡眠不足の状態で走り出すと、判断力・集中力・脚の動きすべてが鈍ります。
- できれば7時間以上の睡眠を
- 前夜の飲酒・夜更かしは避けましょう
2. ペース配分を意識して走る
初心者にありがちなミスは「最初から飛ばしすぎる」こと。
特に岩屋〜洲本の平坦区間で脚を使いすぎてしまうと、後半の坂で失速します。
- 前半は“ウォーミングアップ”のつもりでゆっくりめに
- 坂がある南淡路まで脚力を温存
3. 補給は「喉が渇く前・お腹が空く前」に
アワイチではエネルギー切れ(ハンガーノック)と脱水症状が最大の敵です。
「のどが渇いたら」「お腹がすいたら」では遅い!
- 20〜30分ごとにひと口水を飲む
- 1〜1.5時間に1回、ジェルやバナナ、パンなどを補給
- 夏場は塩分タブレットも携帯を
💡 補給おすすめアイテム:
- 塩分チャージタブレット
- エネルギージェル(ウィダー・Mag-onなど)
- コンビニの塩むすび or あんパン
4. 装備は軽量+安全第一!
長距離ライドでは、「軽さ」と「安全性」のバランスが求められます。
- ヘルメット・グローブ・サングラスは必須
- 携帯ポンプ・予備チューブ・タイヤレバーも持参を
- サドルバッグに装備をまとめると便利
📋 チェックリストをPDFで配布中(印刷用)
アワイチ持ち物リストをダウンロード
5. 休憩ポイントは事前に決めておく
疲れてから休憩場所を探すのは意外とストレスです。
事前に「道の駅」「コンビニ」「トイレ」の場所をチェックしておくことで、安心して走れます。
- 例:岩屋(スタート)→ 洲本コンビニ → 南あわじ道の駅うずしお → 北淡のファミマ → ゴール
6. トラブル時の「心の余裕」を持っておく
パンクやチェーン落ちは、誰にでも起こり得ます。
「トラブルがあったら終わり」ではなく、「直して走ればいい」と思っていれば焦らずに対応できます。
- 応急処置の練習は前日までにしておく
- 予備チューブは必ず携帯する
7. 「完走しなきゃ」より「楽しもう」のマインドで!
最後にいちばん大切なのは、義務感ではなく、楽しむこと。
景色を見て、美味しいものを食べて、仲間としゃべって。
それが“アワイチ”という旅の醍醐味です。
筆者の補足アドバイス:ソロでもOK。でも最初は仲間とが安心!
ひとり旅も気ままで楽しいですが、最初のアワイチは仲間と一緒に走るのが安心です。
互いに励まし合ったり、ペースを合わせたりしながら走れば、不安も自然と解消します。
次章では、そんなアワイチを1日で無理に走らず、2日間でじっくり楽しむ宿泊スタイルについて紹介します!
アワイチをもっと楽しむために|宿泊&2日間プランのすすめ
「一日でアワイチを走り切れるか不安…」
「せっかく淡路島まで行くなら、もっとゆっくり楽しみたい」
そんな方におすすめなのが、1泊2日でのアワイチプランです。
完走を焦らず、観光やグルメもたっぷり満喫できる、“旅するアワイチ”というスタイルをご提案します。
宿泊ありのアワイチのメリット
- 体力的な負担が少ない
→ 1日あたりの走行距離を抑えられるので、疲れを翌日に持ち越さない - 観光・グルメを満喫できる
→ 渦潮クルーズや温泉、ローカルグルメなど、時間をかけて楽しめる - トラブル時のリスク分散
→ パンクや体調不良でも焦らず対応可能
宿泊プラン別|おすすめルートとスケジュール
⛱️ プラン①:岩屋〜洲本(約60km)+洲本〜岩屋(約90km)
日程 | 内容 |
---|---|
1日目 | 岩屋港出発 → 東海岸をのんびり南下 → 洲本泊 |
2日目 | 洲本 → 南淡路 → 西海岸を北上 → 岩屋に戻る |
- 洲本温泉街での宿泊がおすすめ(温泉付き・飲食店多数)
- 夜は地元の海鮮居酒屋で乾杯!という楽しみ方も◎
🌊 プラン②:淡路市中部拠点スタート(逆回り)
日程 | 内容 |
---|---|
1日目 | 淡路市出発 → 南側の坂道をクリア → 福良・阿万泊 |
2日目 | 西海岸〜北部へ戻る → 淡路市へゴール |
- 1日目にアップダウンを終わらせておけば、2日目はゆるやかに締められる
- 渦潮クルーズや道の駅うずしおにも立ち寄りやすい
アワイチ向けおすすめ宿泊施設
- 夢海游 淡路島
→ 淡路島の洗練された温泉ホテル - 海月館
→ 大阪湾岸のビーチの真向かいにある気さくな宿 - ホテルニューアワジ
→ 淡路島と言えばの高級ホテル
宿泊時の注意点と便利グッズ
- 自転車の保管方法を確認:輪行バッグに収納 or サイクルラック使用可か事前にチェック
- 充電器・洗濯グッズ・替えウェアを準備:2日目も快適に走るために
- 軽量ロックがあると安心
筆者の思い出:夜の洲本で食べた海鮮丼は忘れられない
一泊したときに、夜にふらっと立ち寄った小さな海鮮居酒屋。
店主が朝獲れのネタをその場でさばいてくれ、疲れた体にしみる味でした。
翌朝のスタートも体が軽く、「また2日プランで走りたい」と思ったほどです。
まとめ:時間に追われず、ゆったり楽しむ“旅アワイチ”もアリ!
アワイチ=1日完走、というイメージが強いかもしれませんが、2日に分けることで得られる余裕と感動は、格別です。
「体力が不安」「観光も楽しみたい」「初めてでちょっと怖い」
そんな方こそ、宿泊プランで“贅沢なアワイチ”を体験してみてください!
次はいよいよまとめ編。今回ご紹介した内容のチェックリストと、走る前に確認しておきたいポイントを整理してお届けします!
まとめ:アワイチ初心者が完走するための最終チェックリスト
アワイチは、初心者でもきちんと準備すれば十分に完走可能な「達成感あふれる旅」です。
ここでは、これまでの記事の内容をぎゅっとまとめ、実際に走る前に確認しておきたい最終チェックリストとして整理しました。
ライド前日の確認や、スマホに保存して現地での再確認にもぜひお使いください。
✅ アワイチ事前準備チェックリスト
🛠 自転車・装備関連
- [ ] ヘルメット・グローブ・サングラスを準備
- [ ] タイヤの空気圧をチェック
- [ ] 予備チューブ・タイヤレバー・携帯ポンプを持参
- [ ] ライト・テールライトの充電OK?
- [ ] ボトル・補給食をスタート前に入れておく
🎒 持ち物リスト
- [ ] 身分証・保険証のコピー
- [ ] 現金(カードやスマホ決済NGな店も)
- [ ] スマホ・モバイルバッテリー
- [ ] 防寒・雨具(季節に応じて)
- [ ] 印刷したコースマップ or ルート保存済みGPS
🏁 コース・計画
- [ ] スタート地点と駐車場は決めた?
- [ ] 休憩スポットの目安を事前にチェック
- [ ] ペース配分(前半はゆっくり)を意識する
- [ ] 補給タイミングは20〜30分ごと
🧠 マインドセット
- [ ] 無理せず、自分のペースで走る
- [ ] トラブル時の対処法をシミュレーション
- [ ] ゴールの景色とご褒美をイメージして楽しむ!
📄 PDF版チェックリストをダウンロード(印刷用)
最後に:一周すること、それ自体が「自分との対話」
アワイチの魅力は、ただの「サイクリングイベント」ではなく、ひとつの旅であること。
疲れたときの一杯の水、坂を登った先の海のきらめき、ゴールしたときの高揚感。
それらすべてが、日常では得られないご褒美になるはずです。
筆者も初めて完走したとき、「ああ、自転車って最高だ」と心から思いました。
あなたも、最高のアワイチ体験を。
この記事が、あなたのアワイチデビューの背中をそっと押せたなら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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🚴♂️ 次は、いよいよ“あなたの番”です。淡路島の海風を感じながら、一周の旅を楽しんできてください!