自転車としては高額な部類に入る、ブロンプトン。
まだ所有していない人にとっては、
ブロンプトンは、値段が高すぎる?
折りたたみ自転車って、折りたたんでも持ち運びは大変じゃないの?
なんて思われているかもしれません。
しかし、ブロンプトンは折りたたみ自転車の中でも高いクオリティーとデザイン性を持ち、愛用者には熱狂的なファンもいます。ブロンプトンは、長い歴史を持つイギリスの自転車ブランドで、世界中で愛されています。
この記事では、ブロンプトンの魅力や選び方について、詳しく解説していきます。
きっと、ブロンプトンの魅力に心を奪われ、自分にぴったりの自転車を手に入れたくなることでしょう。
ブロンプトンの値段は高い?その魅力は?
「ブロンプトンの値段は高い?」という疑問について考えてみましょう。確かに、ブロンプトンは自転車としては高価格帯に属しています。しかし、その価格に見合う多くの魅力があります。
高いクオリティと実用性
まず、ブロンプトンは折りたたみ自転車としては非常に高いクオリティを誇っています。部品の精度や完成度が非常に高く、乗り心地や操作性に優れていて頑丈です。そのため、ブロンプトンの積載重量は110Kgを誇ります。
※Bromptonの車体は、フロントキャリアブロックに最大10kg、リアキャリアに最大10㎏、自転車全体では110㎏までが耐荷重として設計されています。
折りたたみ時のコンパクトさがすごい!
ブロンプトンは、他のフォールディングバイクに比べて特にコンパクトで、大型のコインロッカーにも簡単に収容できるため、出先でも置き場所に困りません。素早くコンパクトに折りたためるので、自宅やオフィスなどで室内保管が可能です。これにより、自転車の盗難の被害を防ぐこともできます。
室内保管すると、直射日光や風雨にさらされないため、フレームや部品が劣化しにくくなり、ランニングコストや買い替えのコストを抑える事ができます。非常に重要です。
折りたたんだ状態でも扱いやすい
ブロンプトンは折りたたまれた状態でもリアキャリア(荷台)付きのモデルなら、専用のホイールで転がして運ぶことがきます。私は通勤に利用しているのですが、ビルの入り口で折りたたんで、オフィスまでは手で押して運べます。また、片手で持ち上げても展開してしまう事がないので、意図せずにお祭り騒ぎになってしまうこともないです。
こんな折りたたみ自転車は他にはありません。
- チェーンは内側に収納されるので、チェーンで服を汚すことがない。
- 前輪は外側に折りたたまれるので、持ち上げた時に服がタイヤに擦れることもない。
- 運ぶときの持ち手となるトップチューブやサドルの位置が絶妙で重量バランスが良い。
折りたたみが簡単で素早い
ブロンプトンは、折りたたみが非常に簡単で、慣れれば10秒くらいで展開・折りたたみができます。これは、他の折りたたみ自転車にはないブロンプトン独自のメカニズムによるものです。この機能性があるため、鉄道やバスなどの公共交通機関を利用する際にも大変便利です。
デザイン性の高さ
ブロンプトンはそのデザイン性の高さでも知られています。スタイリッシュでモダンなデザインは、通勤やカジュアルな場面で非常に映えます。この点も、多くの人々を魅了している要因の1つです。
リセールバリューが高い
さらに、ブロンプトンはリセールバリューが非常に高い自転車の1つです。中古市場でも人気があり、相場が非常に安定しています。つまり、長く乗って飽きたら、メルカリやラクマなどで売却することができる可能性が高いです。
以上のように、ブロンプトンの人気の秘密は、高い実用性と耐久性を考えて作られ、必要なところに必要なことが当然とあることにあります。日常使いに焦点をあて、折りたたみ性能にもこだわっているため、快適で便利な自転車として人気を博しています。
ブロンプトンの走り
乗り心地を高めるロングホイールベースと剛性の高いフレーム
タイヤとタイヤの間のホイールベースの長さが長く、さらに、剛性の高いフレームは、安定したハンドリングと乗り心地を実現しています。
リラックスできるハンドル
ハンドルの形状が独特で、自然な姿勢を保ってくれるため、疲れにくい。ブレーキの位置も握りやすい。
リアサスペンションで快適
リアには、ゴム製のサスペンションがあり、路面からの振動や衝撃を軽減してくれるので、快適な乗り心地。
ママチャリよりも速い
軽量な車体と、変速機構など、スポーツ性能もしっかりしているので、ママチャリよりもずいぶん速いスピードで走れます。
ブロンプトンの人気の秘密を探る
メイド・イン・ロンドン
ブロンプトンのフレームは、ロンドンの自社工場で手作りされています。また、すべての部品が自社で設計・調達されています。
実用的な自転車
ブロンプトンは、一瞬で人々の心を掴む魅力的な自転車です。
その折りたたみ機能は、コンパクトに収納できるので、公共交通機関や車のトランクにも簡単に収まります。
また、折りたたみ機能があっても、高い剛性を持ったフレームであり、乗り心地も良いです。
このため、市街地での移動や旅行にも最適です。
なのに、
おしゃれ、
スタイリッシュ、
しかもママチャリよりもはるかに速く走る!
すばやく折りたためて、とにかくコンパクト
折りたたむのに、20秒
とにかくコンパクトに収まる!大型コインロッカーや、オフィスのデスクの足元にも収まる
梱包されたようにガッチリ折りたたまれるから、持ち上げても勝手に広がることはない!
数え上げたらキリがないほど、とにかく魅力に溢れています!
どんなタイプがある? 自分に合ったブロンプトンの選び方
ブロンプトンのラインナップ
ブロンプトンのラインナップは大きく分けて4つあります。
A LINE
11.5 Kg Super compact. Super simple.
色はwhiteのみ。ハンドルもMハンドル、泥除けなし、ギアは3速のみと、ブロンプトンを広く普及させるための廉価版です。日本では未発売。
C LINE
11.26 Kg The original, made for today.
もっともポピュラーなブロンプトン。ハンドル形状はS、Mのどちらか、ギアは2速、6速から選べる。リアキャリアの有無や泥除けの有無も選択可能。カラー展開が豊富で、ブラックエディションなど選択の幅が広い。
P LINE
9.86 Kg Lightweight. Performance.
C LINE をベースに、フォークやリアフレームをチタン製に、ホイールも専用の軽量ホイールなどを使い、軽量化を図ったモデル。街乗りを基準に4速外装となっている。
T LINE
7.45 Kg Ultralight. Titanium.
2022年に登場した、まったく新しい設計のチタン製ブロンプトン。1速モデルの重量はカーボンロードバイクに匹敵する7.45kg。なのに、耐荷重が110kgというブロンプトン基準。素晴らしい!
※車体の重さはオプションによって変わります。
具体的な選び方
A LINE は日本では販売されていませんので、除外します。さらに、P LINE , T LINE はとても高価で、かなりディープな選択となりますので、ここでは C LINE の選び方だけを紹介していきたいと思います。
C LINE の中でも変速機構の違いで、大きく2つのモデルに分かれています。
Urban(2速)
フロントチェーンリングが大き目で、リアは外装2速で、街乗りメインで軽快な走りが楽しめます。
Explore(6速)
リアに内装3速と外装2速が装備されていて、その組み合わせで6速となっており、様々なシチュエーションでも対応できる走りが楽しめます。
ハンドル形状:
ハンドルにはリラックスしたスタイルで乗る Middleハンドル と、前傾姿勢になるスポーティな Lowハンドルがあります。街乗りメインで、長距離ツーリングなどをしないのであればMiddleハンドルを、スポーティに乗るならLowハンドルをおすすめします。

リアキャリア
リアキャリがあると、折り畳んだ状態のままスムーズに転がして運搬できます。おすすめです!
値段の違い
C LINEの値段は、Urban \220,000、Explore \242,000 ですが、お店に行くとそれよりも高い値段のものがあります。
それは、カラーの違いと、キャリアの有無によって変わってきます。
カラーは、通常カラーのほかに、ブラックエディション、ラッカーカラーなど特別色で高くなります。
どれを選ぶ?
ベースカラーモデルを4つに分けてみました。あなたなら、どれを選びますか?
ブロンプトン・オーナーにとっての「ブロンプトンの魅力」
ブロンプトンのデザインは秀逸で、何気ない風景でもそこに存在するだけで、様になるというtakahonさん、写真撮影においてもブロンプトンはへっぽこカメラマンの強い味方になってくれるという感想も。ブロンプトンは街中の風景に馴染むだけでなく、写真映えする要素も多く、カメラマンにとっても魅力的な自転車といえるでしょう。
ブロンプトンの魅力はいろいろあるけど、やっぱりなんといってもそのデザインが秀逸。
— takahon|K3&BROMPTON (@takahon_bro) June 25, 2022
映える🤳(字あってる?)
何気ない風景にもそこに『ある』だけで、なんとなく様になる。
へっぽこカメラマンの強い味方🤣
ありがたいありがたい🙏
(写真は以前撮ったものだけどね🙃)#brompton pic.twitter.com/JzT5aADHyP
flatpedalzさん、ブロンプトンの折りたたみギミックは本当に美しく、水鳥が首を丸めて休暇しているように見えますね。カフェの外席で、ブロンプトンに乗っていると、気軽に立ち寄れるのも魅力の一つです。悲しい夜勤も、ブロンプトンに乗ってゆるポタに出かけることで癒されるかもしれませんね。
天気の良い週末ですが悲しき夜勤。😭
— flatpedalz フラットペダルズ (@flatpedalz) November 6, 2022
気候的にも良い時期だし、旅にでも出たくなりますよね。
とりあえずゆるポタで我慢。
カフェでも外席とかあれば気軽に立ち寄れ、ただ折りたためるのではなく水鳥が首を丸めて休暇しているようなこの美しい折りたたみギミック、姿がブロンプトンの魅力。 pic.twitter.com/oovER3prLY
ブロンプトンの魅力のひとつがフロントバックで、豊富なバリエーションの中から目的に合ったものを見つけて、キャンプ道具やお泊まりセット、カメラ機材などを気軽に入れて出発できるというWalking Bicyclesさん、ブロンプトンのカスタマイズ性の高さがうかがえます。フロントバックを選ぶことで、自分に合った使い方ができ、より快適なライフスタイルを実現できるかもしれません。
ブロンプトンの魅力のひとつがフロントバック
— Walking Bicycles (@taka1451) November 13, 2021
豊富なバックから目的に合ったものを見つけてください
ポタリングの魅力がアップします
キャンプ道具、お泊まりセット
カメラ機材など気軽に入れて出発
買い物バックにも変身しますよ#ブロンプトンアドバイザー pic.twitter.com/FGl6lbO3Wt
ブロンプトンは野暮ったさも魅力というkuniichiさん、デザインのユニークさが魅力的だという人々も多く、その一方で野暮ったさも含めて愛されていることがうかがえます。ブロンプトンの魅力は、一方的に決まっているものではなく、それぞれの人が異なる魅力を感じ取っているようです。
2023年モデルはブラックエデションのみになるとの事らしいんだけど個人的には良い意味での野暮ったさもブロンプトンの魅力だと思うんだよね。と今更写真撮影。#ブロンプトン pic.twitter.com/tvBwauhRFu
— kuniichi (@goocyacya) October 6, 2022
ブロンプトンの魅力のひとつが、頑丈な荷台に付いたゴムひもだというLIFE with BICYCLEさん、ブロンプトンの実用性がうかがえます。荷物を積み込む際には、ゴムひもでしっかりと固定できるため、安心して乗車できます。また、荷台の広さも十分で、様々な荷物を積むことができます。
上級者なんて滅相もないですがゴムひもが付いた頑丈な荷台は本当に便利でブロンプトンの魅力のひとつだと思います♬ pic.twitter.com/vOUB8sZImb
— CAIRN (@CairnRostock) January 19, 2023
ブロンプトンでサイクリングに出よう!
折りたたみ自転車の中でも、ブロンプトンは人気が高く、魅力的な特徴がたくさんありましたね。
ブロンプトンを選ぶ理由は、ただ単に「スタイリッシュだから」というだけではありません。
ブロンプトンの利点がたくさんあります。
例えば、いつでもどこでも手軽に持ち運びできるので、自転車の置き場所に困ることがありません。公共交通機関での移動にも便利で、簡単に帰宅することができます。
さらに、ブロンプトンは一度乗ると手放せなくなるほど快適な乗り心地を提供します。
また、ブロンプトンを所有していると、「かわいい自転車ですね」と周囲から声をかけられる機会も増えます。同じ趣味を持つ仲間との交流も深まり、さまざまなイベントに参加することもできます。
最後に、ブロンプトンは、所有している満足感が得られるという点もお伝えしたいと思います。ブロンプトンは単なる乗り物ではなく、ライフスタイルをより豊かにする存在です。ぜひ、ブロンプトンを手に取って、自由自在に外出してみてはいかがでしょうか。
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