こんにちは! 今回は、友人と2人でブロンプトンでアワイチ150kmを走ってきた様子をお伝えします。
昨年から長距離サイクリングにチャレンジし始め、今回はビワイチ200kmに続く2回目の長距離サイクリングに挑戦しました。
ビワイチより短い150kmとはいえ、淡路島の南側はアップダウンも多く、しかも風が手強い。
過去にロードバイクでチャレンジした際には、北上する際に強風に苦しめられた経験があったため、今回はブロンプトンでの挑戦に不安を感じていました。
さて、今回のアワイチはいったいどんな珍道中になるでしょうか?
アワイチとは?淡路島150kmを完走する醍醐味とは
アワイチとは、サイクリストにとって非常に魅力的なイベントのひとつです。淡路島を舞台に開催され、参加者は自転車を使って、150kmという距離を完走することを目指します。
アワイチに参加することで、淡路島の美しい自然や地元の人々と交流しながら、自分自身の限界に挑戦することができます。また、自転車に乗ることで、淡路島の風景をゆっくりと楽しむことができます。
今回のチャレンジで私が使ったミニベロのブロンプトンは、イギリスのロンドン発祥の自転車ブランドで、世界中で愛されている折りたたみ自転車です。車体がコンパクトになるため、電車やバスなどの公共交通機関でも簡単に持ち運ぶことができます。どちらかと言えば、街のり用の自転車です。そのため、ブロンプトンはアワイチに最適な自転車と言えません。
でも、個人的にブロンプトンでアワイチを走ることで得られる達成感は大きく、自分自身に自信を持つことができました。淡路島の美しい景色やブロンプトンという小径車での挑戦が、心に残る素晴らしい思い出となりました。
淡路島アワイチ150kmのコース紹介とアップダウンの攻略法
淡路島アワイチ150kmのコースは、島を一周する形で、スタートとゴールは同じ場所です。起伏の激しいコースとしても有名です。コース全体の獲得標高は1,000m以上にも及びます。
淡路島アワイチ150kmは、スタート地点の北部から南部に向かって進んでいきます。最初の30kmほどは比較的フラットな道が続きますが、その後はアップダウンの連続となります。特に、約40km地点から約100km地点までの間は、非常に厳しい上り坂が断続的にあるため、体力の消耗が激しくなります。最後の50kmほどは再びフラットな道が続きますが、先に進むほど強い向かい風が吹くこともあるため、疲れが出やすくなります。
アップダウンの激しい淡路島アワイチ150kmにおいて、効果的な攻略法としては、適度なペース配分や坂道でのリズム感の保持などが挙げられます。特に、最も厳しい区間である約40km地点から約50km地点までの上り坂では、余裕を持ってペースを調整することが重要です。また、自分に合ったギアを選んで上り坂を攻めることや、下り坂では軽くペダリングをすることで体力の消耗を抑えることができます。
淡路島アワイチ150kmは、過酷なコースではありますが、その分達成感も大きく、自分自身の限界に挑戦することができます。適切な準備と攻略法を身に付けて、最後まで諦めずに走り切ることが、このチャレンジの醍醐味の一つです。
チャレンジ中に必要な装備のリスト
アワイチに参加するにあたり、必要な装備を用意しておくことが大切です。必要な装備としては、ヘルメットや手袋、サングラスなどが挙げられます。また、夏場には日焼け止めなども必要です。ドリンクや補給食、予備のチューブやパンク修理キット、ポンプ、マルチツールなども必要です。
水分補給は、足つり防止のためにもスポーツドリンクなどを用意しましょう。長時間のライドでは、水分とミネラル補給が欠かせません。行動食は、栄養価の高いものやエネルギー補給に適したものを用意しましょう。ナッツやドライフルーツ、エネルギーバーなどがおすすめです。
予備のチューブやパンク修理キット、ポンプ、マルチツールなどは、万が一のトラブルに備えて必ず用意しましょう。また、チェーンオイルやワイヤーロックなども用意しておくと安心です。
以上の装備を用意しておくことで、アワイチ参加中に発生するトラブルに対処することができます。快適で安全なライドを楽しむためにも、事前にしっかりと準備をしておきましょう。
途中にドリンクの自動販売機はありますが、コンビニなどはあまり存在しません。
今回のチャレンジは3月3日でした。まだ少し肌寒い季節です。
- サウザンドのヘルメット
- サングラス
- マスク
- 冬用グローブ
- ミレー・ドライナミック メッシュ
- パタゴニア・キャプリーンクール・ロングスリーブ
- カペルミュール・Pontetorto ウール混長袖ジャージ
- パタゴニア・フーディニ・スナップT
- パールイズミ・バイカーズ パンツ
- レザースニーカー
- バッグ
- 輪行袋
- スマホ+コークオンアプリ+Suica
- マスク
- 現金数千円
- モバイルバッテリー
- 防寒着(使用せず)
- 救急セット・保険証
- 補給食(バー2本・ゼリー1本)
- ドリンク(アクエリアス1本)
- ツールキット
- ワイヤーロック
- 予備チューブ
- フロントライト
- リアライト
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アワイチを走ったコース・獲得標高や距離・時間を紹介!
スタートは、岩屋ポートパーキングに車を停めて、そこからスタート。ゴール地点も同じ場所です。ビワイチとは逆の時計回りに走ります。(海側を走る)
アワイチのコース・獲得標高や距離・時間
下の地図の赤いラインが今回のコースです。
岩屋から淡路島の東側を走って南下し、激坂区間をすぎると鳴門海峡大橋に辿り着きます。鳴門海峡大橋からは淡路島の西側を北上してスタート地点にもどるというコースです。海岸沿いを走るときには風が強く、島の南側には、数か所の激坂区間があります。
実走した距離は158.2km、獲得標高は1638m、時間は11:35:57でした。
ルート順にポイントを紹介
岩屋ポートパーキングはジェノバラインの起点となる淡路島の岩屋港に隣接した大型駐車場で、アワイチ・サイクリングの出発点としても利用されています。
淡路島の北端に位置する島で、「おのころ島」として国生み神話に登場する伝承地の一つです。風と波によって長年にわたり描き出された造形美が特徴で、古くから景勝地として知られ、多くの和歌に詠まれています。
アワイチのサインは、淡路島内の主要な交差点やコース上に設置されています。サインには「アワイチ」と書かれ、自転車のアイコンが描かれています。また、コース上には方向案内や距離が示された看板も設置されています。
八幡神社は、淡路市にある歴史的な神社です。八幡神社は足利尊氏が必勝を祈願した場所で、東浦にある松帆神社は楠木正成が身に着けていたお守りを祀っています。1336年に敵対していた二人につながる神社ですが、現在は同じ宮司が兼務しています。
「AWAJI」のモニュメントは、淡路島東の海岸沿いにあるマリンリゾート「シーアイガ海月(かいげつ)」内にある宿泊施設「グランアイガ」に併設されています。
兵庫県淡路島の洲本港周辺にある、明治時代に建てられたレンガ造りの建物が赤く染まっていることから「洲本の赤レンガ壁」と呼ばれています。現在は商業施設やレストラン、カフェなどが入っており、観光スポットとしても人気です。
洲本市は、日本のロールプレイングゲームの代表作である「ドラゴンクエスト」の生みの親である堀井雄二氏の故郷であることから、赤レンガ壁の倉庫の近くに「ドラゴンクエスト30周年記念」の像があります。
アワイチの激坂区間は、淡路島南部に位置しており、海岸沿いの風光明媚な景色とともに、サイクリストたちを苦しめる厳しい坂道が続きます。特に、水仙郷周辺の区間は難所として知られています。この区間の走破を目指して、懸命にペダルをこぎましょう!
黒岩突堤は、兵庫県南あわじ市淡路町黒岩にある人工の突堤です。長さは約100メートルで、朝日が美しいスポットとしても知られています。
南淡路水仙ラインの海沿い区間を走り抜けた後、サイクリストたちを待ち受けるのが「灘の急坂」と呼ばれる激坂区間です。この区間は非常に急勾配であり、体力や技術を試す難所として知られています。
南あわじ展望台は、鳴門海峡大橋を一望できる絶景スポットで、晴れた日には四国まで見渡せます。また、展望台の近くにあるホテルで日帰り入浴を利用することもできます。
「道の駅 福良」は、兵庫県南あわじ市にある道の駅です。福良湾に面し、地元の新鮮な海産物や農産物が豊富に揃っています。また、レストランや売店などもあり、食事や買い物にも便利です。さらに、「うずしおクールズ」では、鳴門のうずしおを間近で見ることができます。駐車場やトイレ、休憩施設も完備されており、途中に立ち寄るのにも最適な観光スポットです。
道の駅うずしおは、兵庫県南あわじ市福良にある道の駅です。渦潮を見ることができる(2023年時点ではリニューアル工事中)場所からも近く、うずまちテラスからは鳴門海峡をパノラマで見ることができます。また、あわじ島バーガーなどのグルメや、兵庫県や淡路島の特産品を販売するショップもあります。
慶野松原は、約2.5kmにわたって約5万本の黒松が広がっています。夕陽が播磨灘に沈む様子や、沖合に浮かぶ小豆島の姿が美しく眺めることができます。また、北には、美しい五色浜が続いています。慶野松原には、「プロポーズ街道」と呼ばれる場所があります。ここは、日本一のいぶし瓦で(かわら)ぬ愛を誓う場所として有名です。
淡路島には、多くのパワースポットがあるといわれていますが、その一つが明神岬です。淡路サンセットラインを北に向かって走っていると、淡路市に入って程なく海に突き出た所に、神社が見えてきます。その神社が明神岬の西側にある西濱大明神です。神社の由緒記によると、伊弉諾神宮の西の浜の宮ということで、西濱大明神となったとのこと。小さな展望台を過ぎると、割れた岩があり、この岩が子宮を表していて、ここを通ることで生まれ変われるのだとか。
明石海峡大橋は世界最長の吊り橋で全長3,911m、中央支間1,991mであったが、2022年にトルコのチャナッカレ1915橋に抜かれた。愛称は「パールブリッジ」であるが、管理者では使用しておらず、省略して「明石大橋」とも呼ばれる。本四架橋ルートの一つであり、交通の要になっている。
ゴール間近のこの地点から明石海峡大橋を眺めるとなんとも感慨深いものです。
なんとかゴールしました!
今回のアワイチ・サイクリングは、強風にも合わず、パンクやトラブルもなく、本当に快適なものでした。気持ちよく景色を楽しみながら、自転車で走る爽快感は最高でした。次回は今回以上に、一泊して様々な場所を巡りながらサイクリングを楽しみたいと思っています。新しい自転車装備も用意して、もっと充実した旅にしたいと計画しています。
完走したからこそ分かる!アワイチに挑戦する魅力と達成感
アワイチに挑戦する魅力と達成感は、単なる自転車旅とは異なります。自転車という限られた道具で、限られた時間内に淡路島のアップダウンを制することが、自己超越や達成感をもたらします。
ブロンプトンは、自転車の中でも特にコンパクトで持ち運びが容易なため、自転車旅には最適ですが、アワイチにおいては、一日で周るためには厳しいものでした。
アワイチに挑戦することで、自分自身の限界を超えた達成感を得ることができます。長い距離や急勾配など、数々のハードルを乗り越えて完走することは、自信につながります。さらに、自然豊かな淡路島を自転車で走り抜けることで、心身ともにリフレッシュすることもできます。
アワイチに挑戦することで、自信がつき、達成感を得ることができます。その魅力に触れるために、ぜひアワイチに挑戦してみてください。
一日で周らずとも途中で宿泊して、観光スポットに立ち寄りながら周る方のも楽しいですよ!
チャレンジ後の楽しみ方:淡路島のおすすめ観光スポットとグルメ
チャレンジを終えた後は、淡路島の観光スポットやグルメを楽しむことができます。以下は、淡路島でおすすめの観光スポットやグルメです。
観光スポット
淡路夢舞台(あわじゆめぶたい)
淡路島北端にある淡路夢舞台は、安藤忠雄氏の建築による施設群で、自然と一体となった壮大な景観を楽しめます。斜面を生かした構成で、回遊することで変化に富んだ空間を体感できます。季節や天候、時間によって眺めが変わるので、異なる表情を見せる場所です。
https://www.yumebutai.co.jp/
淡路ファームパーク・イングランドの丘
淡路ファームパークは、「イングランド」「グリーンヒル」という2つのエリアに分かれ、イギリスの湖水地方をイメージして作られた農業公園です。四季の花々や季節野菜の収穫体験、職人自慢の食や動物との触れ合い、手作り体験教室や乗馬、ゴーカートなどが楽しめ、一日中遊べる場所です。
https://www.england-hill.com/
大鳴門橋記念館
淡路島最南端の丘の上に建つ施設で、1985年の大鳴門橋開通と同年にオープンしました。絶景レストランでは島の食材を使った美味しい料理が楽しめ、1階のショップではオリジナルの土産物や地元名産品が販売されています。また、巨大オブジェ「おっ玉葱」やたまねぎキャッチャー2号機、顔出しパネルなどのたまねぎをテーマにした施設もあり、楽しい体験ができます。うずしお科学館もバージョンアップし、ますます魅力的な場所です。
https://kinen.uzunokuni.com/
グルメ
淡路ビーフ
淡路島は瀬戸内の温暖な海に浮かぶ島で、美味しい淡路ビーフの産地として知られています。淡路島で育った牛はミネラルを含んだ大地で育ち、その味わいは誰もが実感できる品質を誇ります。年間200頭前後しか受け取れない「淡路ビーフ」は幻の牛肉として知られ、その希少性から特別なルートを通じてしか手に入れることができません。
食べられるレストラン:https://www.miketsu.jp/
玉ねぎ
淡路島は玉ねぎの産地として有名で、甘味が強くてみずみずしい玉ねぎが収穫されます。天ぷらやサラダ、焼き物など、料理の幅も広いです。
道の駅うずしおにある、淡路島オニオンキッチンさんのあわじ島バーガーがおすすめです!https://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html
淡路醤油
淡路島で作られる醤油は、昔ながらの製法で作られ、まろやかな味わいが特徴です。醤油ラーメンや天ぷらなど、多くの料理に合わせて使われます。
以上が、淡路島でおすすめの観光スポットやグルメです。チャレンジを終えた後は、ゆっくりと淡路島を満喫してください。
まとめ
アワイチ150kmをブロンプトンで走るということは、かなりのチャレンジでしたが、それ以上に面白い体験になりました。ブロンプトンは、折りたたみ式のコンパクトな自転車でありながら、しっかりとした走行性能を持っています。アップダウンの多い淡路島でも、そのパフォーマンスには驚かされました。
また、ブロンプトンでのサイクリングには、特別な魅力があります。車に積み込んで移動したり、公共交通機関を利用して移動することもできます。そして、携帯性が高いため、旅先で自転車をレンタルするよりも、ブロンプトンを持っていく方が断然お得です。
ブロンプトンでのアワイチ150kmは、厳しい条件でしたが、それ以上に楽しい体験になりました。ぜひ、みなさんも挑戦してみてください!
ビワイチの記事も続けてお読みください!
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