ロードバイクで1週間休むとどうなる?筋力と体力への影響と回復法

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「たった1週間休んだだけで筋力や体力がガクッと落ちてしまうのでは?」
「せっかく続けてきたトレーニングがリセットされないか心配…」
「休み明けにモチベーションをどう取り戻せばいいの?」

こうした不安を抱えている方、いらっしゃいませんか?

実はこうした悩み、サイクリストに限らず、運動習慣がない人でも一度は感じたことがあるかもしれません。でも大丈夫。この記事を読めば、「1週間の休養が筋力や体力にどんな影響を与えるのか」がちゃんと理解できて、スムーズにトレーニングを再開するヒントもつかめます。

筆者自身も、ロードバイクのトレーニングを続ける中で、「思いがけず仕事が立て込んだ時」や「体調を崩してしまった時」など、数日〜1週間ほど自転車に乗れない期間を何度も経験しています。そんな時でも、うまくモチベーションや体力を取り戻してきた実感があります。

この記事では、前半で「1週間の休養が筋力や体力にどんな影響を与えるのか」を掘り下げ、後半では「体への負担を抑えた回復法」や「やる気をキープするコツ」について、わかりやすく解説していきます。

ぜひ最後まで読んでいただいて、一緒にトレーニングの停滞期を乗り越えるヒントを見つけていきましょう!

タップできる目次

【ロードバイク 1週間 休む】と筋肉・体力はどう変化する?

「ロードバイク、1週間も乗らなかったら筋肉が落ちるんじゃないか? 体力もなくなっちゃうのでは?」と、不安になる人もいるかもしれません。
実際、1週間くらいの休養でも、筋力や持久力が少し落ちることはあります。
でも、その影響は、普段の生活でハッキリ感じるほど大きいものではないとされています。
とはいえ、もともとトレーニングの頻度が高かった人ほど、「パワーが出ないな」とか「脚が重いな」といった変化に気づきやすいようです。

1週間休むことでどれくらい筋力と持久力が落ちるのか?

筋力や持久力って、毎日のトレーニングで少しずつ積み上がっていって、それが維持されているんですよね。

だから、1週間くらいまったく運動しない期間があると、筋線維への神経の刺激が弱くなって、一時的にパフォーマンスが落ちることがあるって言われています。

とはいえ、1週間くらいじゃ体力の土台がガクッと崩れるほど長くはないので安心です。

実際、「思ったより力が落ちた感じはしなかった」なんて声も多くて、むしろうまく休めたことで疲れが抜けて、いいコンディションで戻ってこれる可能性もあるんです。

毛細血管トレーニングの重要性

ロードバイクで必要とされる持久力は、筋肉だけじゃなく、毛細血管の発達も深く関わっています。

毛細血管がしっかり張り巡らされていると、酸素や栄養を効率よく運べるようになって、長時間こいでも疲れにくい体に近づけるんです。

運動生理学の観点では、毛細血管はトレーニングを重ねることで少しずつ増えたり、より発達したりしていくものですが、少し休んだくらいで簡単にリセットされるものではありません。

たとえ1週間トレーニングを休んだとしても、毛細血管の密度が急に下がることはないので、体力のベースはしっかりキープできると考えて大丈夫です。

筆者の体験談

実は筆者も、以前にトレーニングを丸々1週間お休みしたことがあります。

そのとき感じたのは、「初日はちょっとペダルが重く感じたけど、2~3日もすればほとんど元の感覚に戻ったな」ということでした。

詳しいデータと実際の体験を照らし合わせてみると、「思ったより落ちていない部分」や「少し衰えが出た部分」が、より具体的に見えてきます。

1週間の休養といっても、筋肉がごっそり落ちるような長期のブランクではありません。

ただ、日頃からトレーニングを続けているサイクリストにとっては、少し脚が物足りなく感じるのも正直なところです。でも、ふだんから毛細血管を意識して鍛える習慣があれば、休み明けに少し調子が落ちたと感じても、焦らず回復に向かえるはずです。

【ロードバイク 1週間 休む】メリット・デメリットと回復週の過ごし方

ロードバイクのトレーニングを1週間お休みすることは、しっかり疲れを取るチャンスになる一方で、「体力やパフォーマンスが落ちるんじゃないか…」と不安になる人も多いと思います。

そこで、休養のメリットとデメリットを整理しつつ、レスト期間をどう過ごせばいいのか、具体的なポイントをご紹介します。

メリット:疲労回復とコンディションリセット

筋肉や関節への負担軽減

ロードバイクのトレーニングを続けていると、脚の筋肉や膝・股関節などに小さなダメージが蓄積していきます。1週間休むことで、こうした部位の回復を促し、怪我のリスクを下げることが期待できます。

とくに、高強度トレーニングで溜まった疲労をしっかり抜くことができるので、次のトレーニング再開時にパフォーマンスが向上するケースもあります。

モチベーションの再構築

休養を取ると心身ともにリフレッシュできるので、「またロードバイクに乗りたい」という気持ちが高まりやすくなります。

あえて短期間のオフを作ることは、長期的に楽しみながら走り続けるうえで大切な戦略の一つです。


デメリット:短期的なスタミナ低下の可能性

走り始めに重く感じる

1週間という期間は決して長すぎるわけではありませんが、人によっては脚が重く感じたり、思うように心拍数が上がらない状態が続くかもしれません。

ただし、これは一時的なものがほとんどで、数日間の慣らし走行を挟めば、元の調子に近づくことが多いです。

精神的な焦り

トレーニングを習慣にしている方にとっては、「休むとパフォーマンスが落ちるのでは?」という焦りが生まれやすいです。

しかし、過度な不安は逆効果で、再始動時の意欲を損なってしまうことも。適度な休養は身体だけでなく、心にも良い影響を与えるという点を意識しておくとスムーズに進められます。


回復週の過ごし方:疲労回復をしながらスタミナを維持する方法

1. アクティブレストを取り入れる

休養といっても、完全に動かないよりは軽めの有酸素運動(例:ポタリング)を少しだけ実施するほうが、血流を促進して筋肉の修復をサポートします。

ゆっくりとしたペースで30分ほど走る程度でも、体力向上や心肺機能キープに役立つでしょう。ロードバイクに乗らずにウォーキングやスイミングなどを試してみるのも手です。

2. 睡眠の質を高める

疲労回復をより効果的に行うためには、やはり十分な睡眠が必要になります。

寝付きの悪い方は、寝る前のストレッチや軽いマッサージ、あるいはスマートフォンの使用を控えるなど、睡眠環境の改善を意識しましょう。

専門家の見解でも、1週間のレスト期間中に睡眠時間を確保しておくと、トレーニング再開時に集中力や回復力が高まるという報告があります。

Human Kinetics Blog
What are the best recovery strategies for athletes? - Human Kinetics Blog We explore the different layers of the recovery pyramid from NSCA's Essentials of Sport Science to discuss the best recovery strategies for athletes.

3. 心拍数のモニタリング

レスト中でも心拍数をモニタリングしておけば、疲労度合いやコンディションを数値で把握できます。

たとえば、安静時の心拍数(起床直後など)を定期的に測定して、普段より高い数値が続く場合はまだ疲労が十分に抜けていないサインかもしれません。

逆に、通常より低く安定してきたら、次のステップに移行する目安になります。


ロードバイクにおける疲労回復の日数の目安

一般的には、高強度の練習を継続していたサイクリストであれば、1週間から10日ほどの休養期間を設けると疲労回復に良いとされています。

もちろん個人差やトレーニング状況によって異なりますが、自分の走行データや体感をもとに「そろそろ回復しきった」というタイミングを把握し、次のトレーニングへの切り替えを行いましょう。


推奨する休養アプローチ

心拍数×睡眠の観点で考える

心拍数や睡眠パターンを客観的に把握することで、休養の質を数値として管理しやすくなります。

普段の睡眠時間+1時間にしてみたり、夕食後にリラックスできる時間を確保したりすることが推奨されています。特にレスト期間中は仕事や家事などに追われがちな方でも、意識的に身体をいたわる時間を作ると良いでしょう。

回復メニューの一例

  • 月〜火: 完全休養 or 軽いストレッチ+ウォーキング
  • : ゆるいポタリング(30〜45分ほど)
  • : ヨガや軽い筋トレで体幹を安定させる
  • : 完全休養 or 軽いウォーキング
  • : ゆるめのロードバイクライド(心拍数を抑えたL1〜L2程度)
  • : 疲労度をチェックしながら、少しだけ強度を上げてみる(短時間)

このようにメリハリをつけつつ「程よく動く日」と「完全に休む日」をバランス良く組み合わせれば、筋力やスタミナの大幅な低下を防ぎながら、しっかりと身体を休ませることができます。


1週間休むという選択は、コンディションを調整したり、モチベーションを再燃させたりするための有効な手段です。

ただし、どんなに効率の良い方法を知っていても、自分の身体と心の状態を適切に見極めることが最大のカギになります。焦らずに、でも確実に回復へとつなげていきましょう。

L1,L2って何?

それぞれ運動強度が上がっていくイメージで、一般的にはL1〜L7くらいまで区分されることが多いです(機関や指導法によって細かく異なる場合もあるけど、概ねこんな感じ↓)。

🚴 トレーニングゾーン(閾値):レベル別ざっくり解説

レベル強度イメージ目的・効果呼吸や会話のしやすさ
L1超軽め(回復走)疲労回復、ウォームアップ楽に会話できる
L2軽め(持久走)基礎持久力、脂肪燃焼会話OKだけど少し息が上がる
L3中強度(テンポ走)心肺の基礎強化、持続力UP会話がしづらくなる
L4高強度(閾値走)乳酸の処理能力向上、FTP向上息がかなり上がる、会話は困難
L5VO2Maxゾーン最大酸素摂取量向上ゼーハー、短時間しか維持できない
L6無酸素運動域(Anaerobic)スプリント力、爆発力数十秒しか保てない強度
L7神経系スプリント瞬発力、神経系トレーニング全力ダッシュ、会話なんて無理

特にサイクリストのトレーニングでは、「今日はL2で90分」とか「L4でインターバル3本」みたいに、目的別にゾーンを意識して使い分けるのが重要になってきます。

トレーニングゾーンの計算方法

心拍数やFTP(Functional Threshold Power)を基にしたトレーニングゾーンの計算方法を、わかりやすく説明します

🚴‍♂️【1】心拍数ベースのゾーン設定

まず、自分の 最大心拍数(MaxHR)を知る必要があります。

▶ 最大心拍数の目安(ざっくり版)

最大心拍数 ≒ 220 − 年齢

例:57歳なら → 220 − 57 = 163 bpm(拍/分)


▶ 心拍ゾーン一覧(目安)

ゾーン強度%最大心拍数説明
Z1(L1)非常に軽い50〜60%リカバリー用、会話も余裕
Z2(L2)軽い60〜70%基礎持久力づくり
Z3(L3)中程度70〜80%持続走、脂肪燃焼と心肺UP
Z4(L4)ややきつい80〜90%FTP付近、乳酸処理能力UP
Z5(L5)きつい90〜100%心肺MAX領域、インターバル向け

🚴‍♂️【2】FTPベースのゾーン設定(パワートレーニング用)

パワーメーターを使っている場合、FTP(1時間持続できる最大出力)を基準にします。

例:FTP = 200W の人の場合👇

ゾーンパワー範囲(FTP比)説明
Z1(L1)〜55%(〜110W)回復走
Z2(L2)56〜75%(112〜150W)長時間持久走
Z3(L3)76〜90%(152〜180W)テンポ、持久力強化
Z4(L4)91〜105%(182〜210W)閾値走、FTP向上
Z5(L5)106〜120%(212〜240W)VO2Maxトレーニング
Z6(L6)121〜150%(242〜300W)無酸素領域
Z7(L7)151%以上(301W〜)スプリントなど瞬発力トレ

📌 補足

  • 心拍数は体調や睡眠、暑さなどで変動しやすい
  • FTPはパワー重視で、正確な強度管理がしやすい
  • 両方を併用すると、より自分の状態を把握しやすくなります

【ロードバイク 1週間 休む】再始動に向けた筋力・体力の取り戻し方

1週間しっかり休んだあと、ロードバイクに戻るときに多くのサイクリストが気になるのが、「筋肉や体力って、どれくらい落ちたんだろう?」ということだと思います。

落ちてしまった筋力を取り戻すのにどれくらいの期間がかかるのか、その目安を紹介しつつ、短期間で効率よく体力を回復させるためのトレーニングプランもご紹介します。

「ヒルクライムで足がすぐに売り切れてしまう…」という悩みを持つ方や、「L2トレーニングを活用して体を絞りたい!」という方に向けて、実践的な方法をわかりやすくまとめました。

筋肉落ちるスピードと取り戻すまでの期間

休養による筋力低下は個人差が大きいものの、1週間程度のオフで「目に見えて筋肉が大幅に落ちる」というケースは多くありません。むしろ、徹底的な休息を入れることで疲労が抜け、筋肉の修復や成長を促進できる可能性もあります。

ただし、2〜3週間以上トレーニングを中断すると、徐々に筋繊維や毛細血管の機能が落ち始め、持久力低下が顕著になるといわれています。もし1週間以上のブランクが続き、実際に脚力の衰えを感じる場合でも、通常は数週間程度の計画的トレーニングでほぼ元の状態に戻すことが可能です。


L2トレーニングで効率良く体力を底上げする

ロードバイクのトレーニング強度は、一般的にパワーや心拍数によって区分されることが多く、L2は「エンデュランスゾーン」または「持久力強化ゾーン」と呼ばれます。会話ができる程度の心拍数でありながら、脂肪燃焼や心肺機能の強化に効果が期待できるのが特徴です。

  • ダイエットにも有効
    適度な強度で長く走り続けるL2は、糖質だけでなく脂肪もエネルギー源として使いやすいゾーンです。結果として、体脂肪を減らしながら持久力向上を図れます。
  • 心拍数・計算を活用したプラン
    L2ゾーンは、最大心拍数(一般的には「220−年齢」といわれる)のおよそ60〜70%前後が目安になります。例えば、30歳の方なら最大心拍数は約190と仮定し、その60〜70%は114〜133拍前後。自分の体感やサイコン(サイクルコンピューター)の心拍数モニターを頼りに、長めに時間をとってL2をキープすると、筋力・持久力をバランス良く取り戻せます。

短時間でもOKなL2トレーニングのコツ

休み明けは長距離やハードなインターバルに挑戦するより、まずは短めのライド時間でL2をキープするほうが効率的です。以下のようなステップを踏むと、身体への負担をコントロールしながら再始動しやすくなります。

  1. ウォーミングアップ(10分程度)
    低強度でペダルを回し、心拍数を徐々に上げる。フォームを意識しながら丁寧にこぐと、筋肉や関節への無理な負荷を避けられます。
  2. L2維持(20〜40分程度)
    体感的に「ちょっと物足りない」くらいの強度で、一定ペースをキープ。心拍数と脚の疲労度を管理しつつ走ることがポイントです。
  3. クールダウン(5〜10分)
    再び強度を下げて終了。クールダウンを怠ると、筋肉に疲労物質が溜まりやすくなり、回復が遅れる可能性があるので注意しましょう。

ヒルクライムで筋力不足を感じるときの対策

1週間の休養後に急な坂道へ挑むと、「脚に力が入りにくい」「スピードが出せない」と感じる方もいるかもしれません。そこで、ヒルクライム向けの筋力不足を補うための練習法を取り入れてみましょう。

  • 短い坂を何度か繰り返す
    いきなり長い峠に挑戦するより、1〜2分で登れる短い坂を数本繰り返す練習のほうが、脚への負荷をコントロールしやすいです。最初はゆっくり、余裕があれば最後だけ少しペースを上げてみましょう。
  • ダンシング(立ちこぎ)の活用
    ダンシングは体幹や上半身のバランスも必要になるため、脚だけでなく全身の筋力を効率良く鍛えられます。過度に負荷をかけすぎないよう、ギヤ比を軽めに設定し、疲れそうなタイミングでシッティングに戻すと怪我のリスクを減らせます。

トレーニング継続で元のレベルを超えるチャンスに

1週間休んだからといって、全てのトレーニング成果が水の泡になるわけではありません。適切なアプローチで再始動すれば、むしろしっかり疲労が抜けた分だけ、よりハイレベルなパフォーマンスを発揮できる可能性もあります。L2トレーニングやヒルクライム練習を中心に計画を立て、焦らず段階的に強度を上げていけば、レスト前よりも高い走行力を身につけることも十分に期待できるでしょう。

【ロードバイク 1週間 休む】体力維持に効果的なトレーニングメニュー

1週間の休養を経た後、「どのように走り始めれば効率良く体力とスタミナを取り戻せるのか?」と気になる方は多いでしょう。ここでは、休み明けに実施しやすい段階的なワークアウト例や、スタミナと持久力を同時に養うためのポイントを解説します。さらに、より具体的なメニューづくりに役立つ情報を得るために、他サイトや筆者のGPSログ・パワーデータを活用する方法にも触れていきます。


1週間のメニュー例:段階的なワークアウト

休養明けは「軽めのライドで感覚を取り戻す日」からスタートし、徐々に強度を高めていくことがおすすめです。以下は、ロードバイクトレーニングを1週間単位で考えた際のイメージ例です。

  • 【Day 1】
    • ポタリング(30〜60分)
      完全休養明けの初日は、のんびりとしたペースのポタリングで体を慣らしましょう。風景や街並みを楽しみながら走ることで、心肺機能を徐々に刺激しつつ、トレーニング再開のモチベーションを上げられます。
  • 【Day 2】
    • L2 1時間メニュー
      心拍数を落ち着いた範囲(最大心拍数の60〜70%前後)で1時間走るのが目安です。無理にペースアップせず、息が切れない強度をキープすることで、持久力向上や脂肪燃焼効果を狙えます。
  • 【Day 3】
    • 完全休養 or 軽い筋トレ
      慣らし走行が続いた後は、1日オフを取るか、短時間の筋トレ(体幹・スクワットなど)を行うのも手です。疲れを溜めにくくしながら、基礎的な筋力を補強できます。
  • 【Day 4】
    • 少し強度を上げたL2〜L3走(45〜60分)
      体調に合わせて、L2とL3(中強度)の間を織り交ぜてペダリングしてみましょう。L2だけでは刺激が物足りないと感じる方は、短時間のL3(例えば5分程度×数本)を挟むことで、心肺機能と脚力にさらなる負荷をかけられます。
  • 【Day 5】
    • 軽めの回復走(20〜30分)+ストレッチ
      前日の強度アップの疲れを抜く日。負荷を抑えて短時間走ったあと、入念にストレッチやマッサージを取り入れると、トレーニングの効果が定着しやすくなります。
  • 【Day 6】
    • ロングライド(2〜3時間)
      余裕がある方は、このタイミングで少し長めの距離を走り、スタミナ面を強化します。休み明けすぐにロングを行うよりも、数日かけて体を動かしておくことで安全かつ効率良く走れます。
  • 【Day 7】
    • 完全休養 or アクティブレスト
      翌週に向けて疲労をリセットする日です。ストレッチや低負荷のウォーキングなどで血行を促進しながら、しっかり体と心をリフレッシュさせましょう。

スタミナと持久力を同時に養うためのポイント

1週間休んだ後は、いきなり高強度を連発するより、少しずつ負荷を上げる流れを意識することが重要です。

  1. 一定ペースのL2走を軸にする
    ロードバイクでの持久力アップには、やや低〜中強度のライドを“継続”して行うのが効果的です。つい「短時間で成果を出そう」と思ってしまいがちですが、地道なL2走を継続することこそがスタミナの土台づくりにつながります。
  2. インターバル的要素を徐々に導入
    L2走に慣れてきたら、短いスプリントや登りのダンシングなど、強度を変化させる練習を少しずつ加えていきましょう。心肺機能に適度な刺激を与えられ、持久力と瞬発力の両面をバランス良く向上させられます。
  3. 走行後の栄養補給と休息を重視
    特に休み明けは筋肉が疲労しやすく、回復もしっかりと行う必要があります。走行直後のたんぱく質補給や、十分な睡眠時間の確保など、リカバリーの質がトレーニング効果を大きく左右します。

他サイトの有用なトレーニング計画リンク&パワーデータ活用

より具体的なメニューや計画を知りたい方は、ロードバイク関連の専門サイトやブログを参考にすると良いでしょう。そこでは、**定量的な数値目標(パワーウェイトレシオや心拍ゾーンなど)**が細かく設定されたトレーニングプログラムが紹介されていることが多いです。

また、筆者自身もパワーメーター付きのバイクで収集したGPSログやパワーデータを日々解析しています。トレーニング後には「どの区間でペースが落ちたか」「平均パワーがどの程度維持できたか」などを振り返り、次のメニューに反映することで無駄を削減可能になります。興味がある方は、筆者のデータレポートを参考にしてみてください。


1週間休んだあとの調整期間は、あえて焦らずに段階的なメニューを組むことで、体力をしっかり維持しながらさらに成長を目指せます。ハードなトレーニングだけが正解ではなく、回復を織り交ぜた計画性ある練習こそが、長期的に見て最高のパフォーマンスを発揮する鍵となるでしょう。

【ロードバイク 1週間 休む】専門家の意見&リソースまとめ

1週間の休養を挟むことが、パフォーマンスの向上や怪我予防にどう役立つのか。専門家の視点や実践的なリソースを活用することで、その効果をより深く理解できるようになります。以下では、ロードバイクにおける毛細血管トレーニングの参考文献から、「落ちた筋肉を取り戻す」期間を短縮するための食事・サプリ情報まで、さまざまなアプローチをまとめました。

ロードバイクにおける毛細血管を鍛えるトレーニング・参考文献

持久力を左右する重要な要因の一つに、筋肉内の毛細血管量が挙げられます。運動生理学の研究では、LSD(Long Slow Distance)やL2走などの低~中強度トレーニングが、毛細血管の発達に寄与することが示されています。

持久力向上に関わる要素のひとつに、筋肉内の毛細血管やミトコンドリアの数が挙げられます。これらの増加は、運動の強度や継続時間によって刺激される度合いが異なるため、目的に応じたトレーニングの設計が求められます。

特に毛細血管の発達には「長時間の有酸素運動」が効果的とされており、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)トレーニングがその代表的な方法です。最低でも30分から1時間、可能であれば2~3時間ほどの運動が望ましいとされています。時間をかけることで、筋肉全体に血流が行きわたり、毛細血管の新生が促進されると考えられています。

一方で、ミトコンドリアの増加を目指す場合は、LT(乳酸閾値)レベルの強度で、比較的短時間かつ的確な負荷をかけることが重要です。このようなトレーニングでは、10分以上、理想的には15~20分間持続するような中強度の運動が推奨されます。

参考文献:八田秀雄『乳酸を活かしたスポーツトレーニング』 (KSスポーツ医科学書)


ロードバイクで体力をつけるために必要な「トレーニング×栄養」の考え方

ロードバイクで体力をつけたいなら、走るだけでは足りません。
最近では、トレーニング科学と栄養学の知見を組み合わせたアプローチが注目されています。

たとえば、「Train Low, Compete High」という考え方。
これは、糖質をあえて少なめにした状態でトレーニングを行うことで、体にエネルギーを効率よく使わせるという方法です。こうした刺激を繰り返すことで、持久力や代謝能力の向上が期待できます。

栄養面でも、ポイントがあります。
トレーニング後や休養期には、たんぱく質、BCAA、鉄分、亜鉛などを意識して補給することで、筋肉の修復が進み、疲労回復もスムーズになります。食事に加えて、必要に応じてサプリメントを活用するのも一つの手です。

また、腸内環境や水分補給といった“見落としがちなポイント”も、コンディション管理においては重要な要素です。

こうした最新の知識がわかりやすくまとめられているのが『スポーツ栄養学 第2版』という書籍。競技者はもちろん、パフォーマンスを高めたい趣味ライダーにもおすすめです。

トレーニング効果を最大化するための外部リソース

トレーニング効果を最大化するために、筆者が日頃から活用している外部リソースをご紹介します。

ブログ・ウェブサイト

有名トレーナーが執筆するブログでは、日々のトレーニングメニューの組み立て方やサプリメントの適切な活用法をわかりやすく学べます。

  • ACTIVIKE(アクティバイク)
    サイクリスト向けのトレーニング方法や栄養情報を提供しています。特に、ヒルクライムに効果的なサプリメント「βアラニン」についての解説記事があります。
    こちら
  • Saurus Japan
    ロードバイクに関連するサプリメントの効果や摂取方法について詳しく解説しています。
    こちら

書籍・電子書籍

トレーニング科学や栄養学に焦点を当てた専門書では、論文の根拠に基づく理論をしっかり学ぶことができます。

休養というと「練習をサボってしまうのでは?」と不安になる人もいますが、正しい知識に基づき戦略的にオフを入れると、むしろ体が強くなって帰ってきます。今回紹介したリソースを参考に、自分なりの休養プランとトレーニングをうまく組み合わせながら、ロードバイクライフをより充実させていきましょう。

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